アレクセイ・ゲルマン監督作の特集上映『すべてみせます アレクセイ・ゲルマン特集』が、9月5日から東京・渋谷のユーロスペースで開催される。 アレクセイ・ゲルマンは、1938年に旧ソビエト連邦のレニングラードに生まれた映画監督。1971年に初の単独監督作『道中の点検』を発表した。約15年をかけて製作していた『神々のたそがれ』の完成を待たず、2013年に逝去。その後、同作は妻のスヴェトラーナと息子で映画監督のアレクセイ・ゲルマン・ジュニアが同監督の意志を継いで完成させ、今年の3月に日本公開された。 同イベントでは、ゲルマン監督による5作品を35ミリフィルムで上映。ラインナップは『神々のたそがれ』をはじめ、『道中の点検』『戦争のない20日間』『わが友イワン・ラプシン』『フルスタリョフ、車を!』となり、グリゴーリ・アロノフとの共同監督作品を除く、ゲルマン監督の全作品が上映される。上映スケジュールはユ