●レタッチのポイント1 - [ スクリーン ] このレタッチでキーになっているのは、 [ 描画モード ] の [ スクリーン ] です。 [ スクリーン ] は、上下に重なったレイヤーにある「色」を、「光」に見立てて合成する [ 描画モード ] です。たとえば、ふたつのプロジェクター(映写機)で同じ映像をひとつのスクリーン(壁)に、同時に投影したときのことを思い浮かべてください。 両方のプロジェクターで、少し暗めの赤い光をひとつのスクリーンに同時に投影すると、重なる部分は明るい赤になりますよね。これと同じ効果が [ 描画モード ] を [ スクリーン ] でも得られます。 ただし、プロジェクターで、黒(R:0 G:0 B:0)を重ねても、また、白(R:255 G:255 B:255)を重ねても、なにも変化がないように、 [ スクリーン ] で黒と黒、白と白を重ねても同じ結果になります。