原因不明の処理遅延が「不定期」に発生する(パフォーマンストラブル):SQL Serverトラブルシューティング(49)(1/2 ページ) 本連載は、「Microsoft SQL Server」で発生するトラブルを「どんな方法で」「どのように」解決していくか、正しい対処のためのノウハウを紹介します。今回は原因の追及が難しい、「不定期に処理遅延が発生する場合の対処例」を解説します。
1. SQL Server Profilerを利用したSQLトレース ここでは、SQL Server上で実行されているSQLをトレースして、一定時間以上処理を実行していたクエリをリストアップする方法をご紹介します。SQLトレースを実行するには、SQL Serverに付属しているイベントキャプチャツール SQL Server Profilerを利用します。 SQL Server Profilerの実行はSQL Serverに負荷を与えるため、運用環境では利用しないでください。検証環境のSQL Server上で実行してください。 SQL Server Profilerの詳細については、Microsoft社のドキュメントを参照してください。 手順1. SQL Server Profilerの起動 1. SQL Server Profilerを起動します。 SQL Server Managemen
「詳解システムパフォーマンス」の読書メモシリーズ・第6弾。 詳解システムパフォーマンスを読んでいる話・2章/メソドロジ 読書メモ - えいのうにっき 読書メモ・詳解システムパフォーマンス 第3章/オペレーティングシステム - えいのうにっき 読書メモ・詳解システムパフォーマンス 第4章/可観測性ツール - えいのうにっき 読書メモ・詳解システムパフォーマンス 第5章/アプリケーション - えいのうにっき 読書メモ・詳解システムパフォーマンス 第6章/CPU - えいのうにっき 詳解 システム・パフォーマンス 作者: Brendan Gregg,西脇靖紘,長尾高弘出版社/メーカー: オライリージャパン発売日: 2017/02/22メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見る 感想 また一ヶ月も間隔が開いてしまった...。。 引き続きおもしろい。いままで断片的に触れ
NUMAのアーキテクチャやコマンドの解説は、たくさんあるのですが、実際スループットに、どの程度影響するのかと言ったレポートは、ほとんど探せませんでした。 デュアルCPUのベアメタルの設定を確認する機会があったので、負荷試験をして効果を確認してみました。 NUMAハードウェア https://control.softlayer.com/ から、以下のメニューにあるデュアル・プロセッサ マルチ・コアのベアメタルサーバーをオーダーすると、およそ2〜4時間くらいでサーバーが準備されて提供されるのですが、これらのIAサーバーはNUMAアーキテクチャーになっています。 このNUMAの説明は、インターネットで検索すると、沢山の資料がヒットしますので、そちらを参照願います。 以下は Wikipedia NUMAからの引用です。 NUMA(Non-Uniform Memory Access、ヌマ)とは、共有
最近PostgreSQLでSQLチューニングや、DBが詰まった時の状況調査をいろいろやった。その時に便利だったクエリ達をまとめていく。PostgreSQLのバージョンは9.6系です。 SQLチューニングなどに便利だったクエリ達 それ以降に実行するSQLの実行時間を表示する。参考 https://morumoru00.wordpress.com/2011/05/08/postgresql-sql%E5%87%A6%E7%90%86%E6%99%82%E9%96%93%E3%82%92%E8%AA%BF%E3%81%B9%E3%82%8B%EF%BC%88timing/ \timing 実際にクエリを実行して実行計画や実行時間を表示する。クエリが実行されるので破壊的な操作も実行されてしまうことに注意。トランザクション張って最後にROLLBACKしましょう。参考 https://www.post
「良質なアウトプット」を行うために必要なものは、「十分なインプット」と「適度なスループット」を確保することです。 ここで「十分なインプット(input)」とは、「自己の外部から、世の中の最先端を走る知識を、十分仕入れること」を意味します。 一方、「適度なスループット(throughput)」とは、「外部からたくわえた知識を自分のなかで咀嚼したり、他人と対話しながら、自分の腹におとすこと」をいいます。 これは僕の経験談でしかないのですが「インプットースループットーアウトプット」、このバランスがうまく保たれているときに、「良質なアウトプット」が確保できます。 自分でいうのも何ですが、今から20年弱前、駆け出しの助手(助教)時代などは、このバランスが比較的保たれていたような気がします。 しかし、年をとるにつれてか、法人化の影響か、僕のタイムマネジメントがショボイのか、知りませんが、この「バランス
H P Pr o Li an t Ser ver + In fin i Ban d + I O ア ク セラレ ータ + C LU S T E RP RO 検 証 報 告 日 本 ヒ ュ ー レ ッ ト ・ パ ッ カ ー ド 株 式 会 社 テ ク ノ ロ ジ ー サ ー ビ ス 事 業 統 括 テ ク ノ ロ ジ ー コ ン サ ル テ ィ ン グ 統 括 本 部 日 本 電 気 株 式 会 社 第 一 I T ソ フ ト ウ ェ ア 事 業 部 C L U S T E R P R O グ ル ー プ 2 0 1 1 年 9 月 1 日 2 1 はじめに 今日のコンピュータシステムにおいて、CPU、 メモリ、I/O(ディスク、ネットワーク)のパフォーマ ンスギャップは拡大の一途を辿っています。 CPU の領域においては ノースブリッジの機能 を取り込んだり、コアにより近い位置にキャッシ
1 (5) ( ) JPOUG> SET EVENTS 20120721 2012/07/21 2 • DB Oracle MySQL – RDBMS – Oracle MySQL 8 2 • Twitter @sh2nd • id:sh2 • 3 • – 1 http://d.hatena.ne.jp/sh2/20090802 – 2 http://d.hatena.ne.jp/sh2/20090816 – 3 http://d.hatena.ne.jp/sh2/20100112 – 4 http://d.hatena.ne.jp/sh2/20100510 • 4 • 2 4 5 • • A • D A • Apache Bench • Apache JMeter • HP LoadRunner B • SPECjbb2005 C • Oracle Real Application Te
適用対象: SQL Server Azure SQL データベース Azure SQL Managed Instance Azure Synapse Analytics Analytics Platform System (PDW) Windows 仮想メモリ マネージャー Windows 仮想メモリ マネージャー (VMM) は、使用可能な物理メモリにコミット済みのアドレス空間をマップします。 さまざまなオペレーティング システムでサポートされている物理メモリ量の詳細については、Windows のマニュアルの「Windows のリリース別のメモリ制限」を参照してください。 仮想メモリ システムでは、仮想メモリと物理メモリの比率が 1:1 を超えるような物理メモリの設定を許可しています。 その結果、さまざまな物理メモリ構成のコンピューターで大規模なプログラムを実行できます。 しかし、すべて
$Date: 2014/11/21 01:29:10 $ 概要 性能測定データ 概要 本ページではRTX1210の優先制御の性能について説明します。 処理能力 優先制御を実現するためには通常のルーティング処理に加えて、内部キューイ ング処理やパケット送出タイミング処理等が必要となり、それらのオーバーヘッ ドが発生します。このため制御可能な速度域の限界が生じます。 トラフィック状況やパケットの種類 ショートパケットはロングパケットと比較してルーティング等のQoS以外の内 部処理負荷も高いので、ショートパケットが多く流れる環境下では優先制御が 有効に機能する実効速度が低下します。 また優先すべきパケットの種類が多い場合はキュー処理に時間を要しますので、制御が可能と なる速度が低下します。 なお受信負荷が高い場合には受信側での取りこぼしが発生し、送信側での制御 の効果が現れませんので注意が必要で
今回やることを説明してみる 新年最初の記事はパフォーマンスカウンタです。(ちょっと地味ですね。)パフォーマンス計測で必要な SQL Server のパフォーマンスカウンタ ( sys.dm_os_performance_counters ) をまとめていきたいと思います。今回はメモリー関連です。 使用する環境を説明してみる 久しぶりの Microsoft Azure です。特に意味ないですが、A7 マシン上の SQL Server 2014 を使用したいと思います。 メモリー関連のカウンタをまとめてみる メモリー関連のパフォーマンスカウンタは、かなりの数がありますので、その中でも大事なものをリストアップしたいと思います。(独断と偏見と知識不足がありますが...) SQL Server: Buffer Manager オブジェクト カウンタ名 説明 Buffer cache hit rati
皆様。こんにちは。アブドーラ・ザ・ブッチャーです。今回はOracle Database などを利用する際にとっても気になる。負荷試験(ベンチマーク試験)に関して、記載します。「オンプレミスから、AWSなどへDatabaseの移行を行う際に、性能は大丈夫なのかな?」、「インスタンスタイプなどの変更を行うと本当にDatabaseの性能が向上するのかな?」などDatabaseの性能に関する疑問・不安はつきものです。そういった場合に意外と役に立つのがこのベンチマークテストと言う訳です。 そもそも、データベースの負荷試験ってどのような物があるのでしょうか?分類すると以下のような負荷試験がデータベースには存在します。 ① 実際のアプリケーションを利用し、負荷を掛ける事でDatabaseにも負荷を掛ける。 実際のアプリケーションを利用し、実際のデータ、あるいは実際に即したデータを利用する事で、これらのア
さくらインターネットのアドベントカレンダー9日目として、サーバ屋らしく、運用に関するコマンドの使い方を紹介します。 サーバの負荷が高まってきたときに、vmstatやtopなどのコマンドで調査する事が出来ますが、I/O負荷をwa(iowait)によって判断する人も多いと思います。 ただ、結論から言うと、iowaitは正確にI/Oの負荷を表しているわけではありません。 これらを、実際に演習をしながら見ていきたいと思います。 iowaitとidle iowaitとはあくまでも、CPUが空いているのにI/Oがボトルネックになっているプロセスを示しているだけで、CPUの利用率が高いときにはI/Oがボトルネックになっていてもiowaitが上がりません。 同様に勘違いされがちなのが、id(idle)はCPUの空きを示しているというものですが、idleは必ずしもCPUの空き時間を示しているものではありませ
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