福島第一原発の事故現場に投入される国産ロボットQuince。右は千葉工大未来ロボット技術研究センターの小柳栄次副所長=千葉工大国産ロボットの作業計画 東京電力福島第一原発の事故現場に、ようやく国産ロボットが投入される。日本のロボットは「実戦経験がない」と信用されず、まず現場に入ったのは米国製だった。「ロボット王国・日本」の威信回復なるか。 投入されるのは、千葉工業大未来ロボット技術研究センターの小柳栄次副所長や東北大の田所諭教授らが開発した災害救助用ロボット「Quince(クインス)」。長さ66センチ、幅48センチの車体に戦車のようなクローラー(無限軌道)が大小五つ。カメラやセンサー、ドアノブを回すアームも備えている。 2009年のロボカップレスキュー世界大会では運動性能部門とアームの性能部門で優勝した。米国の模擬災害現場で実験した際、がれきの走行や階段や坂を上る性能などで米国製を圧
東日本大震災で壊滅的な被害を受けた東京電力福島第一原発の電源が、18日にも復旧しそうだ。電源の喪失は復旧を阻む最大の障害だった。原発を運転するには大量の水をポンプで循環させ、核燃料から出る熱を冷やす必要があるが、地震で送電が止まり、非常用電源も動かなかった。水の循環や給水が可能になれば、危機的な状況に光がさす。 復旧に向けた作業はこの日早朝に始まった。東電によると、原発の敷地内で約320人の作業員が参加した。 福島県内に電気を供給している東北電力の送電線を補修して電気を引き込む。作業に10〜15時間ほどかかる。放水が始まった3、4号機より先に、まず2号機で始める。 送電が再開できれば、事故時などに原子炉を冷却する緊急炉心冷却システム(ECCS)を動かすポンプを起動できる可能性もある。ECCSが動けば、原子炉の下部にある巨大プール、圧力抑制室の大量の水を原子炉格納容器や圧力容器に送り込
細胞生死の制御技術を開発=がん治療などに応用期待−京大 細胞生死の制御技術を開発=がん治療などに応用期待−京大 特定のたんぱく質をリボ核酸(RNA)に結合させることで、細胞の生死を制御する技術を京都大の井上丹教授らの研究グループが開発し、18日付の英オンライン版科学雑誌「Nature Communications」に掲載した。特定細胞のみを死滅させることができる点を利用し、副作用のないがん治療などへの応用が期待される。 グループは、RNAに遺伝子の発現を抑制する「RNA干渉」という働きがあることに着目。ある特定たんぱく質をRNAに結合させると、干渉が抑えられることを突き止め、別のたんぱく質の合成を活性化させる「オンスイッチ」という技術を開発した。 また、同じ特定たんぱく質が、細胞内のたんぱく質合成小器官リボソームの機能を阻害することを解明。この特定たんぱく質を細胞に加えることで、別のた
宇宙航空研究開発機構と三菱重工業が、次世代ロケット「H3」の技術的な検討を始めた。国産の主力ロケットH2A、H2Bは2段ロケットだが、H3はまったく新しい3段ロケットを想定。有人飛行に使うことができ、太陽系探査では「はやぶさ」などより大きな探査機も打ち上げられる。H2シリーズは基本設計から30年になるため、部分改良よりも新規開発する方が多目的化できるとみている。 試案によると、H3は1段目に、H2Aの2段目と同じ形式のエンジンを3基ほど並べる。1基ずつは高出力ではないが、噴射される燃料の温度が低く、安全性が高い。複数積むことで、国際宇宙ステーション(ISS)の高度に6トンの有人船を運べる能力を持たせる。1基故障しても推進力を確保でき、このエンジンを2段目にも使えば低コスト化を図れる。 20日には、H2Bで有人船にも発展可能な無人補給船「HTV」2号機が打ち上げられる予定だ。H2Bなどは
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海水には77種類の元素が溶存しており、チタンやリチウム、コバルト、バナジウムなどレアメタルも多数存在する。中でもウランは、鉱山ウランの埋蔵量の実に1000倍に匹敵する量が存在すると推定されている。 各国による原子力発電所の開発ラッシュが続く一方で、鉱山ウランの枯渇が危惧される中、約30年前から、海水ウランの捕集技術の研究開発に取り組んでいる機関がある。日本原子力研究開発機構(JAEA)の高崎量子応用研究所だ。 45億トン。これは地球上のすべての海水中に溶存していると推定されるウランの量だ。今後、採掘可能と推定される鉱山ウランの埋蔵量の実に1000倍に匹敵する。ウランは原子力発電所の燃料として使われている。海水中のウランは、世界の原子力発電所で1年間に消費されているウランの約6万倍に相当する計算となる。 ウランだけではない。海水には全元素の約7割に当たる77種類の元素が含まれており、低濃度で
菅直人政権は尖閣諸島問題を国内法に基づいて粛々と処理すると胸を張っていたはずが、高まる中国の圧力を前に唯々諾々と従うかのように中国人船長を釈放した。にもかかわらず、却って中国側の要求は高まるばかり。これでは菅首相が戦略的互恵関係を強弁しようが、戦略のみならず互恵ですらない。四苦八苦状態の日本を横目にしながら、いま中国は、かつて内外から日本の金城湯池と目されていたASEAN(東南アジア諸国連合)に猛烈な南進攻勢を掛ける。 ■中国のもう1つの南進拠点・南寧 中国が南進を本格化したのは1990年代初期。沿海地域に較べ経済発展が大幅に遅れた雲南、貴州、四川、広西など西南地区の開発を目指した当時の李鵬首相は、「雲南を南に向かって開き南進せよ」と大号令をかけた。以来、ミャンマーとの関係やメコン川流域開発に象徴的にみられるように、雲南の省都・昆明を拠点にして南進を続けてきた中国だが、近年になって、か
菅内閣は「武器輸出3原則」の緩和を検討しているようです。菅総理にしても北澤防衛相にしても真意が今ひとつ読めません。沖縄がスンナリ行かない分この辺でアメリカの要求を呑んでバランスを取ろうとしているのか、それとも中国への刺激はあまりしないで(「柳腰」ですか・・・? そもそもセクハラめいた差別語だと思うのですが)牽制しようというのか、成長戦略を出せという声に何か答えないといけないからのか、財界から陳情が来ているのか、まあ「何となく全部を混ぜた」というのが真相だと思うのですが、その中心にあるのは「不況だからタブーをゆるめて軍需産業を拡大すれば何かの足しになるだろう」という発想だと思うのです。ですが、本当にそうなのでしょうか? まずオバマ大統領、ゲイツ国防長官の体制のアメリカから見ていますと、2010年から11年にかけての現在、兵器や軍事技術が「大きな売上になる」というのは幻想だと思います。3原則の
2009年2月に2TBモデルの3.5インチHDDが国内で販売開始されて以来、HDDの最大容量は更新されていませんが、HDDの記録容量を増やす「次世代記録技術」の研究について、HDDメーカー大手の日立やSeagateなどが大々的に提携することが明らかになりました。 このような提携が行われることは異例とされていますが、提携により研究が進むことで、より大容量のHDDへの糸口が見えてくるのかもしれません。 詳細は以下から。 日立などHDD上位3社、次世代記録技術で提携:日刊工業新聞 日刊工業新聞社の報道によると、世界シェア上位のHDDメーカー、日立グローバルストレージテクノロジーズ(HGST)とSeagate、Western Digitalの3社が次世代記録技術の研究開発で提携するそうです。 従来のHDDは記録密度を高めていけばいくほど、データを安定して保存できなくなる「熱ゆらぎ」という問題に直面
【韓国】 (コラム) 日本はやっと韓国に追い付いた〜韓国をライバル視し始めた日本[11/05] http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1257413451/ 243 名前:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん[sage] 投稿日:2009/11/05(木) 20:26:17 ID:w4sCiMDX >>238 遼ちゃんいた。 村田の弁護士群とシャープの弁護士群の陣容がだいたい分かってきたよ。 週末裏取りするから来週報告するね。 三か月ぐらいかかっちゃったけど頑張ってみたよ。 付属で色々面白い話の裏が取れて笑いが止まらないけどw 250 名前:神條 遼@メタトロンいいんちょ ◆2/P6Chairg [sage] 投稿日:2009/11/05(木) 20:27:45 ID:IynZrqiC ?2BP(888) >>243 ああ、
2008年にパイオニアが世界で初めてBlu-rayと互換性を持つ大容量光ディスクの開発に成功するなど、将来の大容量化に向けた研究が着々と進んでいる感があるBlu-rayですが、ついに記録容量128GBを実現する新規格として「BDXL」が登場しました。 また、記録面に特殊な構造を採用したハイブリッドな新規格として「IH-BD」が登場するとのこと。 詳細は以下から。 Blu-ray Disc Association Announces Additional Format Enhancements | Business Wire このプレスリリースによると、Blu-ray Discフォーマットの規格策定・普及を目的に設立された企業団体「BDA(Blu-ray Disc Association)」が新たな規格として「BDXL(High Capacity Recordable and Rewrita
ハイビジョン動画などの配信サービスやウェブアプリケーションの増加など、高速通信に対する需要は高まる一方ですが、NECが100Gbpsの超高速通信に成功しました。 一般的な家庭向け光ファイバー通信サービス(100Mbps)の1000倍となる圧倒的な通信速度となる、まさに次世代の通信規格ですが、いずれ一般家庭でも利用できるようになるのでしょうか。 詳細は以下から。 NEC、100ギガビットの光通信に成功-リアルタイム実験で初:日刊工業新聞 日刊工業新聞社の報道によると、NECが次世代の光通信規格となる100Gbpsのイーサネットを利用して、リアルタイムの通信実験に初めて成功したそうです。 通信実験にあたってNECは毎秒100ギガビットの高速データを光の振幅と位相を使って送受信する「デジタルコヒーレント」と呼ぶ方式を用いた光通信システムを開発しており、今回実験に成功した次世代光通信規格は、実用に
38 パブリック・ヒストリー 近世ヨーロッパにおける日本人と中国人のイメージ: 身体的特徴・習俗・技術 ─極東の文化へのさまざまなアプローチの比較─ ヴァルター・デーメル 中村武司(訳) はじめに 日本人や中国人にたいしてヨーロッパ人が抱いていたイメージの記述は、さまざまな側面を 持つ問題である。むろん、この文脈において「イメージ」という言葉は、真実の正しい描写(あ るいはその複写)というよりも、不正確でゆがめられた描写を意味する。このイメージは、多 くの点で、同時代のヨーロッパ人たちが、かれら自身をどう見ていたのかを映しだしているか もしれないが、他の点ではその正反対のものも示している。そのうえ本稿では、身体的特徴、 それに習俗と技術という 3 点にしぼってわたしは論じていくので、ここで言うイメージは不完 全なものでしかない。多くの旅行記や宣教師たちの報告書は、中国や日本における政治
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