連載目次 前々回と前回は、TensorFlow 2.x(2.0以降)の書き方を説明した。既に全3種類4通りの書き方を説明済みだが、基本はそれらで修了である。 今回は、応用編として残り2つの書き方を紹介する。※脚注や図、コードリストの番号は前回からの続き番号としている(前々回・前回・今回は、切り離さず、ひとまとまりの記事として読んでほしいため連続性を持たせている)。 今回の内容と方針について TensorFlowのメリットは、初心者向けからエキスパート向けまでさまざまな書き方が用意されており、誰でも簡単に学んで使いこなせるだけでなく、必要に応じて応用発展的な実装も可能なことである。 逆に、そのメリットがデメリットでもあり、人によって書き方が大きく違うこととなり、初心者から見ると理解の妨げになりやすい。例えばTensorFlowの公式チュートリアルやドキュメント、ネット上/GitHub上のサン