筆者紹介: IT系ライターの傍ら、非常勤講師として東大で情報・プログラミング関連の授業を、一橋大でAI関連の授業を担当。書道、絵画を経て、ピアノとバイオリンを独学で始めるも学習曲線は常に平坦。趣味の献血は、最近脈拍が多く99回で一旦中断。さらにリターンライダーを目指し、大型二輪免許を取得。1年かけてコツコツと貯金し、ようやくバイクを購入(またもや金欠)。 前回は単回帰分析により、説明変数xの値から目的変数yの値を予測するための回帰式を求めたり、回帰式を基に予測を行ったりしました。 今回は、説明変数が複数ある場合の重回帰分析に取り組みます。図1の例であれば、年式が説明変数x1、走行距離が説明変数x2、排気量が説明変数x3となり、本体価格が目的変数yとなります。図1のデータでは実際のメーカーや車種の名称が使われていますが、本体価格などの値は架空のものです。 図1 重回帰分析を利用して中古車の価