NVIDIAは「GTC 2022」において、CEOのジェンスン・フアン氏が基調講演で、ロボティクスやエッジAI向け超小型AIコンピュータ「Jetson」シリーズに新しいラインナップとして、エントリーレベルの「Jetson Orin Nano」を加えることを発表した。「Jetson Orin Nano」には8GB版と4GB版の2種類が用意される。 価格は199ドルからで出荷予定は2023年1月の予定。アーキテクチュアは現行の「Jetson Orin」と共通のため、「Jetson Orin開発者キット」を使用してシステムの開発自体はすぐにでも始めることができる。本体のサイズやピンは今秋発売予定の「Jetson Orin NX」と同じ。 「NVIDIA Jetson Orin Nano」は、従来の「Jetson Nano」と比較してパフォーマンスが約80倍と飛躍的に向上する。それでいて価格は比較
「Jetsonが手に入らず仕事ができない」――。ある大手メーカーの技術者は、こう嘆く。「Jetson」(ジェットソン)は、米NVIDIA(エヌビディア)のAI処理用コンピューターモジュール。その品薄が、研究開発の現場に深刻な影響を及ぼしている。 Jetsonは、主にAI処理を担うエッジデバイス向けの製品で、研究開発から量産品に至るまで幅広く利用できる。ラインアップも広く、価格が59~1999米ドルの製品10種類以上を用意している。ところが、半導体や電子部品の逼迫のためか、非常に品薄になっている。「なかなか売っていないし、売っていたとしても価格が高い。仕事に影響が出ていて困っている」(前出の技術者)。 2022年6月下旬に日経クロステックが調べたところ、公式サイトを通じてアクセスできる販売代理店でほとんどのJetson製品が売り切れていた。こうした販売代理店以外では在庫があるものの、公式サイ
日照時間の長さから「日本のひなた」と称される宮崎県。そのほぼ中心に新富町という人口1万7千人ほどの小さな町がある。美しい海岸線と豊かな自然に恵まれたこの町は、宮崎平野を代表する野菜の産地であり、特にピーマンの生産量においては全国でトップレベル。今、この町のピーマンの収穫作業に「NVIDIA Jetson」が活躍しているという。 NVIDIA Jetsonを搭載しているのは、新富町発の農業ロボットベンチャー、AGRIST株式会社が3月に市場投入を開始したピーマン自動収穫ロボット「L」(エル)の最新モデル。このロボットは、2022年秋からレンタルサービスも開始する予定だ。 持続可能な農業を願う農家の声から誕生したAGRIST 行政も含めて農業で街を盛り上げていこうとする中で、新富町役場は2017年に地域商社「こゆ財団」を設立。その代表理事にシリコンバレーのITベンチャー企業でサービス開発責任者
NVIDIAは2022年3月22日、最新の組み込み機器向けAI(人工知能)モジュールである「Jetson AGX Orin」の開発者キットの販売を開始すると発表した。米国での価格は1999米ドル(約24万3000円)で、量産用モジュールは2022年第4四半期に399米ドルで入手可能になるという。開発者キットの国内展開については、菱洋エレクトロ、ネクスティ エレクトロニクス、マクニカがオープン価格での先行予約販売を開始しており、出荷時期は近日中となっている。 組み込み機器向けのSOM(System on Module)であるJetson AGX Orinは、現行のAmpereアーキテクチャに基づくGPUコアとともに、Armのプロセッサコア「Cortex-A78AE」を最大12コア集積したSoCを搭載。AI処理性能は「Jetson AGXシリーズ」の前世代モデルとなる「Jetson AGX X
NVIDIAは「GTC 2021」を開催し、2021年11月9日に創業者兼CEOのジェンスン・フアン(JENSEN HUANG)氏の基調講演がおこなわれた。それに合わせてJetsonシリーズの新型「NVIDIA Jetson AGX Orin」(オリン)を発表した。最大200TOPS パフォーマンスを発揮する。これは従来の「Jetson AGX Xavier」(エグゼビア)と比べて6倍の高速性能となる。 NVIDIA Ampereアーキテクチャが Jetson に登場 ロボットやドローンなどの自律動作機器、医療機器、AIセキュリティカメラなど、エッジの組み込みコンピューティング向けのGPU搭載コンピュータボード。世界最小で最も強力、かつエネルギー効率の高いAIスーパーコンピュータとなる。 NVIDIA Jetson AGX Orin モジュールと開発者キットは2022年の第1四半期に提供開
各種産業向けにAIコンピューティングの導入を推し進めているNVIDIAにとって、AIを活用できる開発者は欠かせない存在。 そのため、NVIDIA Deep Learning Institute(DLI)でのオンライントレーニングや教育関係者向けプログラム、NVIDIA Jetsonを軸とした認定プログラムや助成プログラムなど、AIやアクセラレーテッド コンピューティング、データ サイエンスを学習・教育するためのプログラムを提供し、現役、および次世代のAI人材の育成を世界中で行っている。 NVIDIA Japanでも、過去に高校生を対象に開催したCUDAベースのプログラミング講座からはじまり、今日では大学での特別授業やハッカソンの開催、日本の教育者のニーズに応える教材キットの提供、学生ロボットコンテストの支援など、日本中の教育機関と連携したさまざまな活動を展開。その中の最新の取り組みとして、
NVIDIA Jetson developer kits serve as a go-to platform for roboticists because of its ease of use, system support, and its comprehensive support for accelerating AI workloads. In this post, we showcase our support for open-source robotics frameworks including ROS and ROS 2 on NVIDIA Jetson developer kits. This post includes the following helpful resources: ROS and ROS 2 Docker containersAccelerate
2020年8月、AIソフトウェア/ソリューション開発を手掛けるスタートアップのエクサウィザーズが高性能2眼レンズ搭載のAIカメラ「ミルキューブ」を発売した。特徴の1つはそのデザイン性にある。現在市場に多く出回るAIカメラの多くは、一目見れば「カメラ」だと周囲に伝わりやすいフォルムとなっている。これに対してカラーリングを施した立方体形状のミルキューブは、カメラというより、まるで小型スピーカーなど家電製品のようなデザインに仕上がっている。 だが、“インテリア感”を前面に押し出した見た目を裏切るかのように、処理性能は高い。GPUとしてNVIDIAの組み込みAIコンピュータ「Jetson Nano」を筐体に内蔵しており、工場現場の不良品検知や物流支援などの用途にも十分適用できる。AIカメラを開発するためにJetson Nanoを活用する事例は多数あるが、Jetson Nanoそのものを最終製品に組
紹介 本書は2019年12月に出版された「Jetson Nano超入門」をベースに、最新OSや新機種に対応した増補改訂版です。OSはJetPack4.5を前提に、初期型のJetson Nano A02、現行機種であるJetson Nano B01、また昨年末に発売開始されたJetson Nano 2GBに対応した内容になっています。 Jetson Nanoは低消費電力で低価格ながら、AIコンピューティングが可能な開発ボードです。ArmベースのCPUに128コアGPUを搭載し、高いAI処理性能を誇ります。 本書ではJetson Nanoを活用するのに必要な周辺機器、セットアップ方法、基本的な使い方(Linux操作も含む)などから、本格運用するための電源や冷却ファン装備、CUDA・VisionWorksデモ、物体検出、ディープラーニングを利用した楽器アプリ、3次元画像処理、電子工作などを解説し
Ubuntu OSイメージの作成 公式サイトからJetPackイメージをダウンロードします。 項目が多くて探しにくいですが、以下の画像のようにJetPack 4.6.1を使用します。 SEARCHの欄に”jetson nano”と入れると候補がしぼられるので探しやすくなります。 ダウンロードしたzipファイルは圧縮ファイルですが、解凍せずに使いますのでそのままにしておいてください。 以下、Macで実施する例を載せていますが、ここで使用するSD Card FormatterとBalena EtcherはWindows用もありますので、同様に実行できます。 SD Card Formatterでフォーマットします。通常、Quick formatで問題ないようですが、うまく行かない場合はOverwrite formatしてください。 Balena EtcherでJetPackイメージをSDカードに
・2020/06/27 【2020年】Jetson Xavier NX 開発者キットが安かったので衝動買いした件、標準販売価格5万円が4万4千円! 【ザビエル元年】Jetson Xavier NX 開発者キットを最安値で購入で、しかも国内在庫で注文から翌日で到着、ザビエル開封レビュー ・2019/03/20 NVIDIA Jetson Nano 開発者キットを買ってみた。メモリ容量 4GB LPDDR4 RAM Jetson Nanoで TensorFlow PyTorch Caffe/Caffe2 Keras MXNet等を GPUパワーで超高速で動かす! ● Jetson Nano、Jetson Xavier NXの便利スクリプト 対応環境 Jetson Nano Jetson Xavier NX 2021/02 JetPack 4.5.1 PR Production Release
株式会社ZMPは、2020年8月17日より受注開始した、NVIDIA Jetson Xavier搭載、ROSによる開発が可能な自動運転/AI技術開発用ロボットカー「RoboCar1/10X」の出荷を同年12月8日より開始したことを発表した。 同社のRoboCar 1/10シリーズは、自動車の1/10スケールの車両に外界センサとして単眼カメラ、前後にLiDARを搭載し、加速度・ジャイロセンサ、エンコーダにより車両の挙動や走行距離の把握ができる。また、各種センサ情報の取得、速度・操舵角制御、通信などのライブラリを用意。これらを用いて自由にアプリケーション開発が可能。コンパクトな自動運転開発用プラットフォームとして2009年の発売開始以来、自動車/部品メーカ、大学研究教育機関において、自動運転の研究・開発や人材教育研修など様々な用途で活用されている。 今回最新機種となる、GPU搭載、NVIDIA
NVIDIA’s Deep Learning Institute (DLI) delivers practical, hands-on training and certification in AI at the edge for developers, educators, students, and lifelong learners. This is a great way to get the critical AI skills you need to thrive and advance in your career. You can even earn certificates to demonstrate your understanding of Jetson and AI when you complete these free, open-source course
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