車窓での撮影は被写体が動いているだけではなく、ガラス越しに写すためにガラス面に映り込んだ光や車内の情景が一緒に写ってしまう場合が多く、せっかく外の景色が撮れてもNG写真となってしまいます。 この写真はニュージーランドに行った際、移動はすべてバスですが、素晴らしい景色の連続で、数多くの車窓から撮影しましたが、半数以上はガラス窓の映り込みが写ってしまいました。 NGとなった数は数多く、帰国後それらの写真を見てがっかりしたものです。 その翌年にスイスに行くに先立ち、車窓撮影用の秘密兵器を開発しました。 それは、大型ソフトフードで、レンズの前部にメガホンのようなスポンジシートで作ったフードをはめ込み、撮影する際は、窓ガラスにフードを押し付けて車内からの映り込みを防止するものです。 柔らかなスポンジシートで出来ているためにカメラと窓ガラスとが少々傾いていても全く問題が無くその効果は大変なものでした。
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