世の中は、「理系的資料」と「理系っぽいプレゼン」が存在する。システムエンジニアとして働いた経験を持ち、現在も多くの理系職種と接しているコンサルタントが解説。 (教える人)ベイカレント・コンサルティング執行役員 米国会計士 高橋友紀氏●ベイカレント・コンサルティング執行役員。米国会計士。早稲田大学卒業後、インフォシス、アクセンチュア、マッキンゼーなどを経て現職。 IT企業のシステムエンジニア、メーカーの研究開発、薬剤師……。いわゆる「理系職種」と呼ばれる人たちは、論理的で正確、細かい、そして数字に強いといったイメージがありますよね。これは、資料を作るとき、プレゼンするときに大いに役立つ能力です。しかし一方で、その性格や思考があだになることがあります。ありがちな失敗例を見ていきましょう。 【資料を作るとき】 ■データ集めが目的に…… 理系の仕事は先にデータを集めて、そこから「何が読み取れるか」
![なぜ"理系のプレゼン"は必ず失敗するのか IT系の職種でも要注意](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1a781dcbf61cd443dea776c0262bcaf875bcb1e4/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpresident.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F9%2F7%2F1200wm%2Fimg_971b7f84d0eba5733be75de9d27ce64150375.jpg)