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ブックマーク / xtech.nikkei.com (45)

  • KPI

    KPIとは、業務の達成度を定量的に把握するための指標のこと。Key Performance Indicatorの略で、「重要業績指標」と訳される。 例えば「顧客満足度の向上」を企業の経営目標として掲げた場合、抽象的なため目標の達成度が分かりにくい。そこで、「顧客のリピート率」や「アンケート調査の肯定回答率」といった指標を選び、抽象的な目標を具体的な数値に落とし込んでいく。その変化を時系列に見ることで、適切な改善策を講じることが可能になる。この考え方を自社のWebサイトで応用する企業が増え、「WebサイトKPI」という言葉も定着し始めている。 ただ単に数値化されているだけではKPIとして不十分である。たとえばPV(ページビュー)など「量」の増減に一喜一憂しているだけでは改善点は見えにくい。Webサイトの目的を明確にし、そこに至る重要なポイントを評価する指標を設定することで、課題も見えてくる。

    KPI
  • オンデマンド印刷+宅配で、パンフレットなどの破棄や大量在庫が不要に

    そのサービスを提供するは、ヤマト運輸のシステム関連会社、ヤマトシステム開発(YSD)。東京都内に持つ「YSD東京オンデマンドセンター」の一室には、巨大な印刷機が鎮座している(写真1)。富士ゼロックス製の「Xerox iGen4 Press」だ。その高さは約2.5メートル、付属ユニットを合わせた全長は10メートル近くにもなる。 この機械で、企業が製品/サービスを顧客に説明するために使うパンフレットや資料などを印刷する。印刷能力は1分間に110枚。カラー印刷や差し込み印刷も可能で、測色機と呼ばれる仕組みで、印刷物の色を数値化し、設定通りに正しい色で印刷できているかどうかをチェックしながら印刷する。センター内で、紙を二つ折りにする「中とじ製」や、紙の背の部分にのりを付ける「くるみ製」までが可能だ。 手持ちのパンフレットや資料が不足してきた企業は、専用のWebサイトから、必要な部数の印刷を注文

    オンデマンド印刷+宅配で、パンフレットなどの破棄や大量在庫が不要に
  • 上司のパワハラと横暴な顧客がこころの病を生む

    ITproでは、ITパーソンのこころの病の実態を明らかにするために、「ITパーソンのメンタルヘルスに関するアンケート」を2010年3月30日~4月7日に実施し、約4000人の方に回答していただいた。アンケート調査の結果は、「特集 ITエンジニアのメンタルヘルス」で紹介しているので、そちらをご覧いただくとして、ここでは、アンケート回答者からいただいたコメントを抜粋して紹介しよう。 上司パワハラが大きな原因 今回いただいたコメントで非常に目立ったのは、「こころの病にかかる大きな原因は上司にある」という意見だった。 同じ上司の下から何人もこころの病に陥る例が多い。そうなると、その上司に問題があることとなり、上司が何らかの指導を受けてもよいはずなのに、教育している形跡はなく、相変わらずそのチームからこころの病に陥る人が多い。上司が恫喝したりするので、常に不安である。また、こころの病に陥った人=使

    上司のパワハラと横暴な顧客がこころの病を生む
  • Androidアプリ開発に24時間で挑戦してみた

    クックパッドという料理レシピサイト(http://www.cookpad.com/)がある。料理好きの筆者は、しばしば利用する好きなサイトの一つである。このクックパッドが2010年4月23日から「開発コンテスト 24」というイベントを開催する(http://info.cookpad.com/24contest)。主催者が発表した課題を解決するプログラムを開発するコンテストで、課題の発表から24時間以内に成果物を応募するというものである。 24時間で何かを作るというのは面白い。Microsoftが主催する学生向けの技術コンテスト「Imagine Cup」では、いくつかの部門で24時間のチャレンジという競技ルールがあって、その取材は楽しかった。趣味の人力飛行機でも、明日のこの時間までに問題を解決しなければ、ということが何度かあり、これらはしんどい経験だったが、やはり楽しかった。 筆者はクックパ

    Androidアプリ開発に24時間で挑戦してみた
  • 「あなたのPC」が小児がんの治療に役立つ

    グリッドコンピューティングを使って、小児がんの問題を解決しようというプロジェクトが、2009年初めから始まっている。千葉県がんセンターと千葉大学が共同で進めている「ファイト!小児がんプロジェクト(HFCC:Help Fight Childhood Cancers)」である(図1)。 2009年3月にスタートしたHFCCは、300万種類ある分子化合物の中から、小児がんの治療に役立つものを選び出そうというプロジェクトだ。今日、小児がんはその7~8割が治療できる。しかし中には治療が難しいケースがある。 その一つが神経のがんである神経芽腫。これまでの研究で、神経芽腫を治療しにくい要因となっている分子が、いくつか分かっている。その分子の機能を阻害する化合物を見つけられれば、小児がんの治療に役立つ可能性がある。 300万の候補から約20個を選び出す 治療薬の基となる化合物は約300万種類ある。その中か

    「あなたのPC」が小児がんの治療に役立つ