KPIとは、業務の達成度を定量的に把握するための指標のこと。Key Performance Indicatorの略で、「重要業績指標」と訳される。 例えば「顧客満足度の向上」を企業の経営目標として掲げた場合、抽象的なため目標の達成度が分かりにくい。そこで、「顧客のリピート率」や「アンケート調査の肯定回答率」といった指標を選び、抽象的な目標を具体的な数値に落とし込んでいく。その変化を時系列に見ることで、適切な改善策を講じることが可能になる。この考え方を自社のWebサイトで応用する企業が増え、「WebサイトKPI」という言葉も定着し始めている。 ただ単に数値化されているだけではKPIとして不十分である。たとえばPV(ページビュー)など「量」の増減に一喜一憂しているだけでは改善点は見えにくい。Webサイトの目的を明確にし、そこに至る重要なポイントを評価する指標を設定することで、課題も見えてくる。
![KPI](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)