あなた好みの情報を自動的に取捨選択して見せてくれる、近年のネット社会のフィルタリング技術。その裏に潜む、民主主義さえゆるがしかねない意外な落とし穴とは――。「フィルターバブル」問題に警鐘を鳴らすニューヨークタイムズ・ベストセラー、待望の日本語版。 「あなたが見ているネットは、わたしが見ているネットと同じではない。広告から検索結果まで、あらゆる情報がカスタマイズされるいま、グーグル、フェイスブック、ツイッターの未来について考えることは『政治』そのものなのだ。」 ――東浩紀(『一般意思2.0』) 「ネットはもはや「誰でも自由に参加できる情報の公共空間」ではない。我々に今求められているのは、情報社会の未来像を知り、自ら考え、行動することだ。最新のスマホを買う前に本書を読み、それを持つことの意味を考えてもらいたい。」 ――津田大介(『情報の呼吸法』) 「衝撃的(エクスプローシブ)な一冊。」