タグ

ブックマーク / ncode.syosetu.com (76)

  • ティタン アッズワースの戦士隊

    「戦いを! 戦いに次ぐ戦いを! 俺達は猛き風! 俺達は真紅の太陽! ならば、ただ与えられるのを待つ事は無い! 名誉と栄光を――勝ち取らん!!」 嘗て北部の風の中、攻め寄せる闇の軍勢の前に立ち塞がった男がいた。 血と泥。肉と骨。鋼の掟と、そして雄叫び。 並居るクラウグスの勇者達の中でも数少ない、戦士の中の戦士と評されたアッズワースの大英雄。 彼と彼の戦友達の戦いが神話と成り果て、黴臭い伝説として誰の心からも忘れ去られた時、闇は再び北の大地に蠢き始める。 ならば ならば彼は眠らない。 ――伝説は蘇る。 2015年10月15日、『ティタン アッズワースの戦士隊』と言うタイトルで アース・スターノベルさんから出版させて頂きました。 拙作を応援くださった皆様の御蔭です。有り難う御座います。

    ティタン アッズワースの戦士隊
    mizukemuri
    mizukemuri 2018/09/10
    重厚なファンタジーもの
  • 魔導具師ダリヤはうつむかない

    「すまない、ダリヤ。婚約を破棄させてほしい」 結婚前日、目の前の婚約者はそう言った。 前世は会社の激務を我慢し、うつむいたままの過労死。 今世はおとなしくうつむいて、いいになろうとして婚約破棄。 ダリヤは決めた。もう、うつむくのはやめる。 頑張って魔導具師の仕事をし、行きたいところに行き、べたいものをべ、飲みたいものを飲もう。自分でできる限り、生きたいように生きよう、と。 そんな彼女は、魔物討伐部隊の騎士と出会う。魔導具が好きなダリヤと、魔剣が好きなヴォルフ。 魔導具と魔剣作りに熱中しつつ、飲んでべて、いろいろと巻き込まれる日々。 生活の便利さのためならば、どんな苦労もいとわぬ魔導具師と、怖さ知らずでひたすら先陣を切る魔物討伐部隊の騎士。恋愛に背を向けたい2人は、いつか恋人になれるのか。 ※恋愛甘味成分が不足しております。物語設定は甘いです。 番外編はこちら https://nco

    魔導具師ダリヤはうつむかない
  • シャングリラ・フロンティア〜クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす〜 - コラテラル・サクリファイス

    ◆ ああなんて清々しい朝だ、やっぱり自分の思い描いた未来予想図をそっくりそのまま……いや、それ以上に完璧な形で実現できた次の日の朝ってやつは最高だ。窓から差し込む朝日すらもが俺を祝福しているように思える。 「いやはや、まさかランカー二枚抜き出来るとはなぁ」 幕末ランキング大体四位「針千」こと「むっちりタングステン」、そして幕末ランキング大体三位「唯一剣」こと「メタルマシュマロ」……偶然にしては出来過ぎなほどに対照的なこの二人のプレイヤーは争うことが宿命であると言わんばかりに熾烈な争いを繰り広げるランカーだ。大体合えば天誅合戦になるこの二人を仕留められるとは………こういうのをジャイアントキリングと言うのだろうか。 正直次に幕末にログインするのが怖くて仕方がない、偶然の積み重ねによる結果とは言えランカー二人のスコアをそっくりそのまま奪い取った今の俺はイベントランキング首位に躍り出てしまった。

    シャングリラ・フロンティア〜クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす〜 - コラテラル・サクリファイス
    mizukemuri
    mizukemuri 2018/08/26
    幕末編が楽しすぎる
  • お前が神を殺したいなら、とあなたは言った - アルール歴2182年 9月30日〜 (-8日)

    あれから、たくさんのことがあった。 ■ 私が帝都を離れるその日、カーマイン3級審問官とシャル見習いが見送りに来てくれた。実にリスキーなことをするものだと思ったけれど、彼らの任務の性格を考えればこの程度(・・・・)のこと、ということなのかもしれない。 でもせっかく見送りに来てくれたからには、聞くべきことは聞いておくべきだろうと思った。だから私は別れ際、単刀直入に、聞く。 「ハルナ3級審問官が自身の結婚式の日、アルール大聖堂で騒擾を起こしたとき、大聖堂を警備していた狙撃部隊が何発も誤射(・・)をしています。 カーマイン3級審問官――あの歴史的な誤射をやらかした狙撃兵のことを、ご存知ありませんか?」 2人は顔色一つ変えず、ただカーマイン3級審問官が「さあね」と言って肩をすくめただけだった。当然だろう。誰がどこで聞き耳を立てているのか分からない以上、ここで彼らが自分たちの関与した秘密工作(・・・・

    お前が神を殺したいなら、とあなたは言った - アルール歴2182年 9月30日〜 (-8日)
    mizukemuri
    mizukemuri 2018/08/08
    『この世の悲惨さに上下があると考えちまうから、人間はどこまでも悲惨になれる。 この世の悲惨さに上下があると考えちまうから、人間は自分よりもっと悲惨な人間を探して、そいつらに石を投げたがる』
  • お前が神を殺したいなら、とあなたは言った - アルール歴2182年 8月29日(+3日)

    おそろしく唐突に、意識と知覚が戻ってきた。 僕はあわてて周囲を見渡し、状況を把握する。 そう、か。 やはり——こうなったか。 「パウル1級審問官様の身体に異常はございません。 では、私はいったん席を外させて頂きます」 クリアモン修道会の司祭とおぼしき人物が僕と周囲の人々に深々と頭を下げてから、部屋を出ていった。 清潔で、整っていて、そして何もない、白い部屋。 僕が寝ていたベッドを取り囲む、馴染み深い人たち。 僕はまず、師匠に頭を下げる。 「申し訳ございません。 どうやら最後の最後に、僕はしくじった(・・・・・)ようです。 ともあれ、状況を説明して頂けますか?」 老マルタは深々とため息をついてから、その重い口を開いた。 「まず最初に、確認だ。 貴様はジャービトン派青年改革期成同盟なる異端教団と戦い、殉教者となった。 今の貴様は審問会派の秘伝である反魂の奇跡によって、一時的な生を取り戻したに過

    お前が神を殺したいなら、とあなたは言った - アルール歴2182年 8月29日(+3日)
    mizukemuri
    mizukemuri 2018/08/08
    『『わからない』。それで、いい。それで、いいんだ。わからなくたって、彼らの苦悩に寄り添うことは、できる』
  • お前が神を殺したいなら、とあなたは言った - アルール歴2182年 7月19日(+8秒)

    「師匠——なぜ……なぜ、今(・)なのです……! 気づいて……気づいていたのなら——なぜ、もっと……もっと早く——!」 カナリス2級審問官の声は、細かく震えていた。もしこの世に静かなる慟哭なるものがあり得るとしたら、これ以上に相応しいものはないだろう。 けれど老マルタは、そんな彼に厳しい声をかけた。 「痴れ者めが! この推測を知れば貴様がそのように取り乱し、正常な判断力を失うと確信すればこそ、ライザンドラ見習いが口を閉ざしたことに、なぜ気づかぬ! せめて弟子の前では師匠らしく、堂々とせんか! それでもなお、心の昂りが抑えられぬというならば、教えてやろう。 審問官とは、審問会派とは、そのようなもの(・・・・・・・)だからだ! 我らは異端に対する防壁にして、異端を駆り出す猟犬として、その心身を神に捧げると誓った聖なる戦士であろう。しかるに異端との戦いの果てで何が起こり得るかは、貴様もよく知ってい

    お前が神を殺したいなら、とあなたは言った - アルール歴2182年 7月19日(+8秒)
    mizukemuri
    mizukemuri 2018/08/08
    『愛には大小などなく、その価値に差などない。卑小な愛など存在せず、ありふれた愛もまた存在しない。あらゆる愛は等しく偉大であり、それゆえに我らはこの困難な世界を生きていける』
  • 冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた

    駆け出し冒険者の頃に片足を失い、故郷のド田舎に引っ込んで、薬草を集めたり魔獣や野獣を退治したり、畑仕事を手伝ったり、冒険者だか便利屋だか分からないような生活をしていた主人公。気が付けば三十も間近。 そんな時、薬草取りで入った山の中で捨て子を見つける。放っておくわけにもいかずに拾って育て、気づけば四十も間近。 父の背中を見て育ったせいか、すっかり大きくなった娘も冒険者になりたいと言う。自衛の為に小さな時から剣は教えていたが、確かに筋は悪くない。こんな田舎で燻らせているのも可哀想だ、と主人公は娘に都の冒険者ギルドへ向かわせる。 晴れて冒険者になった娘。 そんなこんなで五年、四十を超えた主人公は相変わらず田舎の冒険者モドキ。だが娘はギルドでも有数のSランク冒険者になっていて中々帰って来ず……。 「一体わたしはいつになったらお父さんに会えるんだ……!」 ※基的に感想への返信は行いません。悪しから

    冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた
  • シャングリラ・フロンティア〜クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす〜

    世に100の神ゲーあれば、世に1000のクソゲーが存在する。 バグ、エラー、テクスチャ崩壊、矛盾シナリオ………大衆に忌避と後悔を刻み込むゲームというカテゴリにおける影。 そんなクソゲーをこよなく愛する少年が、ちょっとしたきっかけから大衆が認めた神ゲーに挑む。 それによって少年を中心にゲームも、リアルも変化し始める。だが少年は今日も神ゲーのスペックに恐れおののく。 「世界の裏側を見ながら下に落ち続けない!!」 週刊少年マガジンでコミカライズが連載中です。 二期決定!また日5!また日5!? #日5枠 さらに言うとゲーム化もします。 貴方はなんのためにゲームをしますか? 2017/05/19 04:31(改) クソゲーマニア、神ゲーに挑まんとす 2017/05/22 22:01(改) 効率の先鋭に汝、如何なるを捧ぐ 2017/05/23 06:00(改) リアリティはクオリティに影響しないがその

    シャングリラ・フロンティア〜クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす〜
  • ラピスの心臓

    狂鬼と呼ばれる凶暴な生き物でひしめき合う、灰色の森で覆われた世界。孤児として独りぼっちで生きる主人公のシュオウは、生まれながらの優れた動体視力を見込まれて、偶然の出会いを果たした凄腕の刺客に拾われる。十二年後、様々な知識や技術を習得したシュオウは、見聞を広めるために旅にでる。才に溢れるシュオウは、様々な出会いや経験を経て、着実に上への階段を昇っていくことになる。天井知らずの立身出世ファンタジーはここから始まる。

    ラピスの心臓
    mizukemuri
    mizukemuri 2018/05/09
    いいな、面白い。2011年からはじまっているのね。
  • 狼は眠らない

    1_2 2017/11/01 00:00(改) 3 2017/11/02 00:00(改) 4 2017/11/03 00:00(改) 5_6 2017/11/04 00:00(改) 7 2017/11/05 00:00(改) 8_9 2017/11/06 00:00(改) 10_11 2017/11/07 00:00(改) 12_13 2017/11/08 00:00(改) 14 2017/11/09 00:00(改) 15_16 2017/11/10 00:00(改) 17_18 2017/11/11 00:00(改)

    狼は眠らない
    mizukemuri
    mizukemuri 2018/04/19
    辺境の老騎士の人の新作が始まってたのか
  • 異世界のんびり農家 - 獣人族の男の子たちの学園生活 夏 コネギット

    私の名はコネギット。 魔王国の王都で一番の商会の娘。 という設定です。 …… すみません。 私は嘘を吐(つ)いています。 私には結婚願望があります。 しかし、相手が誰だって良いと思うほど達観はしていません。 それなりに素敵な旦那様との結婚生活を夢見ても良いでしょう。 そして、その相手をやっと見つけました。 ガルガルド貴族学園に入学し、教師になった獣人族の男の子たちの一人です。 彼は素敵でした。 いえ、素敵過ぎです。 だから、私には釣り合わないと諦めていたのですが…… 想いは止められません。 特に、彼が他の女性にアプローチされているところをみるのは苦しいです。 ですので、恥も外聞も捨てて勝負にでます。 大丈夫です。 私には強い味方があります。 先人たちの知恵と努力の結晶である、男性攻略法。 このが。 男性の心を射止めるには、料理。 手料理が一番。 手料理とはいったい? 動物の手だけを料理

    異世界のんびり農家 - 獣人族の男の子たちの学園生活 夏 コネギット
    mizukemuri
    mizukemuri 2018/03/11
    新キャラかと思いきやまさかの正体すぎる…
  • おひとりさまでした。 ~アラサー男は、悪魔娘と飯を食う~ - 番外編 商店街の麻婆豆腐

    「んっ……ん、んっ?」 喉に感じる違和感に、俺は嫌な予感がして首を傾げた。 なにか引っかかるような、乾いているのかと唾を飲み込むが、それだけではよくならない。 「まずいな」 吹きすさぶ寒風を受けながら、思わず苦い顔をしてしまう。 これはあれだ。「万病の元」とかいうやつの足音だ。 細菌かウイルスか、とにかく俺の大切な肉体に進入して、悪さをしようとしている輩が確実に存在する。 今月は大切な仕事の取りまとめ中だ。万が一にも、風邪などという愚かの極みを引くわけにはいかない。 「うむ、なにかわねば」 だが焦ることはない、風邪の予防などは簡単だ。よくべる。これでほとんどの身体の異常はクリアできる。 問題は、そのなにをうかだが……さすがに何でもいいというわけではない。 まず第一に、温かいものだ。身体を冷やす効果のある材は御法度。 第二に、栄養価の高いもの。これはいうまでもない。 第三に、この辺り

    おひとりさまでした。 ~アラサー男は、悪魔娘と飯を食う~ - 番外編 商店街の麻婆豆腐
    mizukemuri
    mizukemuri 2018/02/03
    おお、完結したと思ってたが久しぶりの更新。▼『美味いものに、身体に悪いものがあるはずがない』▼相変わらず素敵ワードが多すぎる
  • おひとりさまでした。 ~アラサー男は、悪魔娘と飯を食う~ - 第11話 憂鬱な雨の日に。専門店の牛タン定食 (後編)

    「ほほぅ。これはこれは」 目の前の盆を見て、俺は思わず頬を緩めた。 じっくりと舐めるように見つめ、腹の虫がぐぅと鳴る。 「うまそうだなっ!」 「ああ。美味いぞ、こいつは」 リリスの素直な感想に、俺も頷いた。ごくりと唾を飲み込み、盆の上の料理を眺める。 牛タン。淡いピンク色に光り輝く肉の表面が、俺をこれ以上なく誘ってきていた。 「……焼き肉のタンとは全然違うな」 箸で持ち、そのずっしりとした重さにびっくりする。 薄くスライスされた焼き肉向けのタンと違い、見るからに肉厚な固まりだ。推測するに、焼き肉の五枚分程の厚みだろうか。 「どれ」 とりあえず、べないことには始まらない。俺はどきどきする鼓動を抑えながら、牛タンにかぶりついた。 ぶつりと、歯が肉にい込む感触が脳を揺らし、噛みきる頃には俺はうなり声を上げていた。 「お、おお。これはっ」 驚いた。しかしまだ確定ではない。俺は審議を確かめるべく

    おひとりさまでした。 ~アラサー男は、悪魔娘と飯を食う~ - 第11話 憂鬱な雨の日に。専門店の牛タン定食 (後編)
    mizukemuri
    mizukemuri 2018/01/13
    『肉が食いたいときに、食いきれないほどの肉が出てくる。こんなにも幸せなことがあるのだろうか。人間に生まれてよかった』▼…肉喰いたい…
  • 異世界のんびり農家

    KADOKAWA/エンターブレイン様より書籍化されました。 異世界のんびり農家【書籍十七巻 2024/06/28 発売予定!】 ●コミックウォーカー様、ドラゴンエイジ様でコミカライズ連載中です。 異世界のんびり農家【コミックス十二巻 2024/02/09 発売中!】 ●コミックウォーカー様、ドラゴンエイジ様でコミカライズスピンオフ連載中です。 異世界のんびり農家の日常 【コミックス三巻 2024/02/09 発売中!】 ●CM動画(YouTube) → https://www.youtube.com/watch?v=j0DecND570k → https://www.youtube.com/watch?v=CZuADYvdkvQ ●アニメ化! 【アニメ化報告! 2023/01/06 放送開始!】 → https://www.youtube.com/watch?v=iwxPf8SEmEU 

    異世界のんびり農家
    mizukemuri
    mizukemuri 2017/12/02
    書いてるの、巣作りドラゴンの人だったのね…まったく気がついてなかった
  • 神戸製鋼の件でいい機会だし、アルミについて見直すべきことを主張してみたいと思う。

    最初に一言言っておく。 私はアルミ合金が嫌いだ。 正確には「適材適所で用いられていないアルミ合金」という存在が大嫌いだ。 つまり「適材適所に用いたアルミ合金」は大好きだ。 アルミ合金の歴史は意外にも古い。 日国では後2年でアルミ合金生産から100年目を向かえる。 純粋なアルミ製品であればもっと古い。 ところで、私が毎月読んでいる技術雑誌があるなかに興味深い記述があった。 「工業材料」とか「塗装技術」とか日刊工業新聞が発刊しているものだ。 これは昭和30年以前から発刊しているが、それの昭和62年ごろの記述だ。 「昨今のアルミ合金の特性を省みない多用には警笛を鳴らしたい」という話。 この雑誌においては当時まだ実用段階ではなかった様々な素材について取り上げられ、過去の話を見るだけでも様々な発見がある。 特に特定の材料にだけ焦点を当てて過去から現在まで見ると、どうして実現にまで至ったのかが見られ

    神戸製鋼の件でいい機会だし、アルミについて見直すべきことを主張してみたいと思う。
    mizukemuri
    mizukemuri 2017/10/23
    今度は逆に適材な場所でもアンチアルミな雰囲気が出てきて使いにくくなったりして
  • ハンネローレの貴族院五年生 - 求婚

    ダンケルフェルガーがエーレンフェストとの関係を望まないのであれば、わたくしは諦めることができたでしょう。けれど、ダンケルフェルガーの領主候補生がエーレンフェストの領主候補生に嫁ぐことをお父様が望んでいるのであれば、わたくしにも全く望みがないわけではありません。 ……今の状況をひっくり返すことができるかしら? わたくしは頬に手を当てて、少し考えます。側近でありながら今までそのような情報を出さなかったルイポルトを見つめました。ルイポルトもわたくしがどのような反応を示すのか確認しているように、じっとこちらを見ています。 ……側近達はわたくしがヴィルフリート様と星を結びたいと打ち明けたとしても、味方にはなってくれなそうですね。 瞬時にわたくしはそう判断し、少しでも多くの情報を得ることを優先させることにします。嫁盗りディッターの後の話し合いで、大領地との縁組みをアウブ・エーレンフェストは渋っていまし

    ハンネローレの貴族院五年生 - 求婚
    mizukemuri
    mizukemuri 2017/10/13
    ハンネさん戦闘モード
  • 最果てのパラディン

    この連載作品は未完結のまま約6年以上の間、更新されていません。 今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。 かつて滅びた死者の街。 そこには1人の子供と3人の不死なる者たちが存在した。 かつて英雄であった不死者たちに養育される少年、ウィル。 技を継ぎ知識を継ぎ、愛を注がれ少年は育つ。 解き明かされてゆく、不死者たちの過去、秘めたる謎。 その全てを知る時、少年は聖騎士への道を歩みだす。 ※ライトに読める、古風で王道なファンタジー英雄譚を目指します。 ※コミックガルドにて、現在コミカライズ連載中です(http://over-lap.co.jp/gardo/) ※作者メンタルやらかしまして休筆中です。現在投薬治療中、快方までもう少しお待ち下さい。 1 2015/05/01 08:00(改) 2 2015/05/01 20:00(改) 3 2015/05/02 18:16(改

    最果てのパラディン
  • 猫の私が過ごした、十四回の四季に

    「私」は、捨てられた小さな黒だった。愛想もない野良だった私は、ある日、一人の人間の男と出会った。彼は雨が降る中で、小さく震えていた私を迎えに来て――共に暮らそうと家に連れて帰った。 それから私は、その家族の一員としてと、彼と、彼のと、そして「小さな娘」と過ごし始めた。何気ない日々を繰り返す中で愛おしさが生まれ、愛情を知り……けれど私はで、「最期の時」は、十四回の四季にやってくる。 ※2019/10/15 文章修正しました。 ※2021/6/19追記/note様にも掲載 ※「ノベマ!」「アルファポリス」「カクヨム」にも掲載しました。 始まり~私は、捨てである~ 2017/07/14 20:42(改) 缶詰と、眼鏡の男 2017/07/14 20:54(改) そうして、私は―― 2017/07/14 21:05(改) 仕方ない、お前のところで世話になってやろう 2017/07/14

    猫の私が過ごした、十四回の四季に
    mizukemuri
    mizukemuri 2017/08/04
    飼い猫を看取れなかった経験のある身としては刺さるお話
  • 骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中

    オンラインゲームのプレイ中に寝落ちした主人公。 しかし、気付いた時には見知らぬ異世界にゲームキャラの恰好で放り出されていた。装備していた最強クラスの武器防具以外はアイテムもお金もない現状に放心状態。そしてさらに悪い事に主人公は、課金して変更していた特殊アバター『全身骨格』アバターの骸骨人間状態のまま異世界へと来ていた。 主人公は目立たないように生きていく事を決意するが、ひょんな事からダークエルフのアリアンという女性と知り合い、彼女の依頼を受ける事になる。 ◆◆◇「骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中 Ⅷ」発売中◇◆◆ コミックスⅠ巻、Ⅱ巻も好評発売中です。 序章 2014/10/19 18:00(改) 異世界へお出掛け 2014/10/19 18:00(改) 卑怯ではない、奇襲攻撃だ1 2014/10/20 18:00(改) 卑怯ではない、奇襲攻撃だ2 2014/10/20 19:00(改)

    骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中
  • Re:ゼロから始める異世界生活 - 第六章37 『ハリボテの見る夢』

    ――第三層『タイゲタ』の捜索は収穫なしの結果に終わった。 「ごめんね。一生懸命、手掛かりを探したんだけど……」 その不甲斐ない結果に、深刻な顔でエミリアがスバルに頭を下げた。その謝罪を恐縮して受けたスバルだが、正味なところ、落胆はそれほど大きくない。 もちろん、ここで記憶を取り戻せればそれが一番だったことは間違いない。だが、元々記憶をなくした自覚に乏しかった上に、彼女たちの捜索活動中、少なくとも何の収穫もなかったなんてことは心情的に思えなかったからだ。 「――? お師様、どーしたんスか?」 「んにゃ、何でもねぇよ」 ちらと視線を向けられ、シャウラが能天気な表情で首を傾げる。長い、漆黒の三つ編みを揺らしたその姿に、スバルはこそばゆい思いを抱きながら肩をすくめた。 他意なく、悪意なく、深い考えもない。 つまるところ、それは何も考えていないということであったが、そんなシャウラの態度が今のスバルに

    Re:ゼロから始める異世界生活 - 第六章37 『ハリボテの見る夢』
    mizukemuri
    mizukemuri 2017/05/22
    タイトルからして不穏だ、と思ったらそう来るのか…どうすんのこれから