基本的には現行のSocketAM1 APUと同様で使用されるコアは28nmプロセスの“Kabini”となります(steppingも従来同様の“KB-A1”)。そのため命令セットや対応メモリも従来モデルと同様です。唯一CPU周波数がAthlon 5350の2.05GHzから2.20GHzに引き上げられています。 SocketAM1プラットフォームの更新の話は昨年前半に出たことがありましたが、その後音沙汰がなくなっていました。当時言われていた更新時期からはだいぶ時間が経っていますが、今回のAthlon 5370がひょっとするとAM1プラットフォームの更新モデルに相当するものなのかもしれません(もしこれがAM1プラットフォームの更新モデルだとするとAthlon 5170やSempron 3870, 2670といった下位モデルも出てくる可能性があるか?)。