ドーム型施設の屋根やテント倉庫などを手掛ける太陽工業(大阪市)はウイルスの周囲への飛散を防ぐ医療用テントの増産に乗り出した。新型コロナウイルスの感染拡大で医療機関などから問い合わせが相次いでいるためで、年間生産を2019年に比べて約5倍の千基に増やす。もともと大阪府枚方市の工場で生産していたものを、グループ会社を含めた国内外の10工場にも広げて需要増に対応する。 価格は1基352万円。オプションでテントに入る前の「前室」や冷暖房装置などを付けることもできる。広報担当者は「国内外の医療現場の要望に可能な限り対応していきたい」と話している。
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