太陽で発生した大規模フレアによる太陽風が2022年8月3日未明に地球に到来し、太陽嵐が発生するとの予測が報じられました。規模は5段階中最も弱いG1レベルだとみられていますが、それでも通信や位置情報システムなどにある程度の障害を引き起こす可能性があると懸念されています。 Huge solar flare explodes on Sun, says NASA, will spark geomagnetic storm on Earth | Tech News https://tech.hindustantimes.com/tech/news/huge-solar-flare-explodes-on-sun-says-nasa-will-spark-geomagnetic-storm-on-earth-71659364956164.html Solar storm from hole in th
リンゴの汁を吸うカメムシ。被害を受けた果実は表面が変色してデコボコになり商品価値がなくなる=山口県農林総合技術センター提供 カメムシは1年おきに発生数が増えたり減ったりする傾向があるという。今年は数が多い「表年」。加えて記録的な早さの梅雨明けも影響し、地域によっては過去10年で最も増えている。稲や果物への被害も懸念されるため、これまでに24都道府県が農家向けの「カメムシ注意報」を発表した。強烈な臭いを発し、家の中にまで入り込む厄介者のカメムシ。その知られざる発生メカニズムと習性とは。 農作物を荒らすカメムシは数十種類が知られ、ストロー状の口で養分を吸う。稲に付く「斑点米カメムシ」と、ナシやモモ、リンゴ、ミカンなどの果実全般に付く「果樹カメムシ」に大別され、注意報も別々に出される。このうち、隔年で発生量が増減するのは果樹カメムシの方だ。
アメリカの国立研究所「パシフィック・ノースウェスト・ナショナル・ラボラトリー(PNNL)」が従来のシステムよりも高効率な除湿システム「AirJoule」の開発を発表しました。AirJouleは既に電気自動車のパワートレインなどを開発する企業「Montana Technologies」にライセンス供与されており、建築物や電気自動車の冷房設備の省エネ化が期待されています。 Efficient Dehumidifier Makes Air Conditioning a Breeze | PNNL https://www.pnnl.gov/news-media/efficient-dehumidifier-makes-air-conditioning-breeze 従来の冷房設備で気温を下げると、空気中の水蒸気が凝縮して水になります。この「水蒸気が水になる」というプロセスでは凝縮熱と呼ばれる熱が発
EV普及で銅不足はもはや避けようがない2022.07.20 19:0026,006 Lauren Leffer - Gizmodo US [原文] ( satomi ) 再生可能エネルギー化で今は世界的な銅不足。 銅の需要は2035年までに今の倍近くに跳ね上がって、1900年から120年で使った銅を上回るほどの量を今後30年間で使い切ってしまう。それほどの銅はどこにもないという厳しい状況がわかる最新レポートがS&P Globalから発表になりました。 不足する銅の量は、最悪の場合、今の産出量ベースで2035年までに990万トン。「使用率・再利用率を最大限に高めたアグレッシブなシナリオでも不足はまぬがれない」といいます。 その背景をS&P GlobalのDaniel Yergin副会長はCNBCにこう語っています。 「今の発電システムより将来のエネルギー転換では銅への依存度が高い。ところがみ
【読売新聞】 「原子放射線の影響に関する国連科学委員会」のメンバーらが19日、日本記者クラブで記者会見し、東京電力福島第一原子力発電所事故について「放射線 被曝 ( ひばく ) を原因とする健康被害は認められない」とする解析結果を紹
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今回の規制案は物質の有害性などを評価するドイツ連邦労働安全衛生研究所(BAuA)が欧州化学品庁(ECHA)の要請を受けて作成し、2021年3月に同庁へ提出した*1。BAuAは「直径30nm~3µm、長さ5µm以上、アスペクト比3:1以上」の3条件全てを満たす多層CNTをGHS(化学品の分類および表示に関する世界調和システム)の発がん区分「Carc.1B」に分類するように提案している。Carc.1Bは「人に対して発がん性があると推定される」とする分類だ*2。規制案は早ければ2022年末に欧州議会で採決され、EU内で法的拘束力を持つことになる*3。 *1 BAuAはEUにおける危険有害化学品の分類、表示、包装に関して法的拘束力を持つ「CLP規則」の改定に必要な書類である「CLH(EUにおける有害物質の分類と表示の調和)報告書」に規制案をまとめている。
X線写真は発見から100年たつ今もなお白黒で撮影されるのが当たり前となっていましたが、X線で撮影することで人間の体内をフルカラー3Dモデルで再現できる医療用スキャナー「MARS」が開発されました。この最新のX線スキャナーには、ヨーロッパ原子核研究機構(CERN)が開発した技術が応用されています。 First 3D colour X-ray of a human using CERN technology | CERN https://home.cern/about/updates/2018/07/first-3d-colour-x-ray-human-using-cern-technology 1895年にヴィルヘルム・レントゲンが発見したX線によって、生きている人間の中がどうなっているのかをフィルムに映し出し、写真や映像として確認できるようになりました。発見から100年以上がたった現代で
高遠 頼@生命科学VTuber(たかとー らい)🧬 🔬 🥼 @takatoh_life テッポウエビは4000℃以上の衝撃波を出すが、自身の脳をどう守っているのかよくわかっていなかった🦐🧠 本日発表された論文で、その防御機構が明らかとなった⛑🪖 ACN. Kingston, et al. “Snapping shrimp have helmets that protect their brains by dampening shock waves” Curr Biol, Jul 05 2022. pic.twitter.com/qnFdoVkK22 2022-07-06 14:29:14 高遠 頼@生命科学VTuber(たかとー らい)🧬 🔬 🥼 @takatoh_life テッポウエビはハサミを急速に閉じることで4000℃を超える高温で超音速の高振幅の衝撃波を出す🦐
イカの先祖べレムナイトは化石になってオパール化することがあるのだそう。古い地層内の古代生物の化石の成分であるアパタイトは、長い年月の間にケイ酸に変化することがあって、それがオパールように輝くのだとか。多くはオーストラリアの白亜紀の地層から発見されるんですって。 リンク Wikipedia ベレムナイト ベレムナイト(Belemnites、またはベレムナイト類:Belemnitida)は白亜紀末に絶滅した軟体動物門・頭足綱の一分類群である。形態的には現生のイカに類似している。 ベレムナイトは体の背部から先端にかけて鏃(やじり)型の殻を持っていた。この殻の形状に由来し、ベレムナイトの化石を矢石(やいし)と呼ぶ事もある。 ベレムナイト目はBelemnoideaというデボン紀に出現した上目に含まれる。この上目には他にもAulacocerida、Phragmoteuthida、Diplobelida
新種として確認されたばかりで、謎に包まれている大型の深海魚ヨコヅナイワシについて、海洋研究開発機構の研究グループが、全長が2メートルを超えると推定される、巨大な個体を撮影することに成功したと発表しました。 ヨコヅナイワシは静岡県沖の駿河湾で発見されて、去年、新種と確認されたばかりの大型の深海魚で、これまでに捕獲されたり、撮影されたりした個体は6匹しかなく、生態は謎に包まれています。 海洋研究開発機構の研究グループは去年10月、伊豆諸島の八丈島から南西に100キロほどの沖合の水深2000メートルの深海にカメラを沈めたところ、ヨコヅナイワシをカラー映像で撮影することに成功しました。 推定された全長は2メートル53センチと巨大で、これまで駿河湾で確認された最大の個体のおよそ2倍だったということです。 ヨコヅナイワシは表面が黒く、餌が入ったかごにゆっくりと近づき、別の深海魚に大きく口を開けて威嚇し
巨大細菌チオマルガリータ・マグニフィカ(Thiomargarita magnifica)がカリブ海のマングローブ林に沈んだ葉の表面で増殖する様子のイラスト。(ILLUSTRATION BY NOÉMIE ERIN) 細菌と聞けば普通、顕微鏡でしか見えないほど小さな生物を思い浮かべるだろう。しかし、肉眼で容易に確認できるほど巨大な細菌が、カリブ海の小アンティル諸島にあるフランス領グアドループのマングローブ林で見つかった。この発見は6月23日付けで学術誌「サイエンス」に発表された。 細菌の長さは最大2センチほどもあり、白い糸状で、汽水に沈んだ腐りかけの葉に付着していた。しかも、驚くべき特徴は大きさだけではない。既知のどの細菌よりも複雑な構造をもつうえ、他の大半の細菌とは違い、DNAを小さな袋に収納しているのだ。
(CNN) オーストラリア西部沿岸の浅瀬に生育する世界最大の植物が見つかったとして、西オーストラリア大学の研究チームが学術誌に論文を発表した。 同大の研究者エリザベス・シンクレア氏によると、「ポシドニア・オーストラリス」と呼ばれるこの海草は、世界遺産に登録された西オーストラリア州中部シャーク湾の保護区に180キロ以上にわたって繁殖している。 これほどの大きさがあるのは、この海草が自らのクローンを作成し、同一の遺伝子をもつ子孫を作り出しているためだという。こうした形の繁殖は動物界ではまれだが、特定の環境条件が整えば起きることがあり、植物や菌類、細菌で起きることが多い。 この論文は5月31日、英王立協会紀要Bに掲載された。 「海草の草原には何種類の植物が生えているのかとよく尋ねられることがある。そこで答えを出すために遺伝子ツールを使用した」とシンクレア氏は説明する。 「その答えは驚きだった。た
【▲ 星間空間に到達した惑星探査機「ボイジャー1号」の想像図(Credit: NASA/JPL-Caltech)】1977年9月5日に打ち上げられた「ボイジャー1号(Voyager 1)」は、木星と土星のフライバイ探査を行ったアメリカ航空宇宙局(NASA)の惑星探査機です。太陽系の外へと向かって飛行を続けたボイジャー1号は、太陽風の影響が及ぶ領域である「太陽圏(ヘリオスフィア)」を今から10年前の2012年8月に離脱し、星間空間に到達したことが確認されています。 関連 ・ボイジャー1号が星間空間でプラズマ波を検出 打ち上げから40年を越えての偉業 ・【解説】ボイジャーが到達した星間空間との境界とは 打ち上げから45年近くが経った2022年5月現在もボイジャー1号は稼働し続けており、地球から約233億km(約155天文単位)離れた星間空間を時速約6万1000km(秒速約16.9km、太陽に対
タコは知能が高く、体色を変えたり手足を再生したりしながら外敵から身を守る生存戦略を持っています。しかし、タコのメスは卵を産んだ後に食事をやめて衰弱し、卵が孵化するころには死んでしまうことでも知られています。なぜ自己防衛意識の高いタコのメスが卵を産んだ後に死んでしまうのかを、シカゴ大学・ワシントン大学・イリノイ大学シカゴ校の研究チームが解明しました。 Steroid hormones of the octopus self-destruct system: Current Biology https://doi.org/10.1016/j.cub.2022.04.043 Changes in cholesterol production lead to tra | EurekAlert! https://www.eurekalert.org/news-releases/952033 研究チー
ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(ジェイムズ・ウェッブうちゅうぼうえんきょう、英語: James Webb Space Telescope、JWST)は、アメリカ航空宇宙局(NASA)が中心となって開発を行っている赤外線観測用宇宙望遠鏡である。ハッブル宇宙望遠鏡の後継機であるが、計画は度々延期され、2021年12月25日に打ち上げられた[1][5]。 JWSTの名称は、NASAの第2代長官ジェイムズ・E・ウェッブにちなんで命名された。ウェッブは1961年から1968年にかけてNASAの長官を務め、のちのアポロ計画の基礎を築くなど、アメリカの宇宙開発を主導した。かつては「次世代宇宙望遠鏡」(NGST / Next Generation Space Telescope)と呼ばれていたが、2002年に改名された。 概要[編集] JWSTの主な任務は、宇宙誕生ビッグバンの約2億年後以降に輝き始めたと
BloodwormやGlyceraとして知られる環形動物の一部は、長さ1mmほどの小さい銅製の牙を使って獲物を捕らえ、まひ毒を注入することで知られています。これらの種がなぜこのような牙を持つのか、研究により新たな知見がもたらされました。 A multi-tasking polypeptide from bloodworm jaws: Catalyst, template, and copolymer in film formation: Matter https://www.cell.com/matter/fulltext/S2590-2385(22)00153-9 We Finally Know How The Nightmarish Bloodworm Grows Fangs Made of Metal https://www.sciencealert.com/we-finally-k
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