フランス東部ストラスブールの高等学校で、統一国家試験「バカロレア」科目の哲学を受験する高校生ら(2013年6月17日撮影、資料写真)。 【AFP=時事】フランス・パリ(Paris)で19日、高校教育の修了資格を得るための統一国家試験「バカロレア」で19歳の娘に成りすまして試験を受けた52歳の母親が、警察に身柄を拘束された。 中国で900万人が大学受験、不正対策で「ブラ禁止」会場も この母親は、「コンバース(Converse)」のロゴ入りトレーナーにローライズのスキニージーンズというフランスでは典型的な10代少女のファッションに身を包み、バカロレアの英語の試験が行われるパリ市内の高等学校の試験会場に入室した。 だが1週間前に行われた哲学の試験で娘の方の顔を認識していた試験官が、母親の変装を見破り校長に知らせ、学校側は警察に通報。母親は駆け付けた警察官に身柄を拘束された。母親は、詐欺罪で起