au(KDDI)が絶好調だ。10月28日に発表された2013年度4~9月期の決算では、売上高が前年同期比18.0%増の2兆537億円。さらに営業利益は同50%増の3476億円となっている。 NTTドコモ、ソフトバンクモバイルと繰り広げている熾烈なMNP獲得競争でも、現在、24ヶ月連続で純増数1位をキープ。先月、新型の「s/c」が発売され、旧モデルとなったiPhone5は、auでは一括0円&キャッシュバックつきで多くのショップで発売されていた。発売から1年余りのまだまだ人気機種が、auにMNPすれば解約料を払ってもお釣りがくるとなれば、auユーザーが増えるのも当然といえるだろう。 だが、この好調の裏でシワ寄せを受けている人たちもいる。auのキャリアショップ運営会社首脳のT氏が明かす。 「スマホの普及によって、取り扱い方法をレクチャーするなど、お客さま対応の時間が長くなりました。しかし、auは