無料で使える新しいプロセッサーが設計されたことで、スマホのプロセッサーを制覇した企業の今後の成功は損なわれるかもしれない。 チップ設計会社のアーム(ARM)は、事実上、全世界のモバイル機器で使われているプロセッサーを開発した企業だ。加えて、低電力かつ高性能なプロセッサーを作成する技術によって、人工知能(AI)や自律型移動手段といった、より専門的なアプリケーションで使われるチップを設計する主要な供給企業になろうとしている。 インフォメーション(The Information)によると、エヌビディア(Nvidia)、グーグル、テスラ(Tesla)を含む合計80社にも及ぶスタートアップ企業や大手テック企業が、将来の製品にオープン・ソースのチップ設計「RISC-V(リスク・ファイブ)」の使用を検討しているという。アームのチップ設計を使うには高額なライセンス料が必要なのに対して、RISC-Vは無料だ
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