東京都は、自転車による交通事故が相次いでいることを受けて、自転車を購入する人にヘルメットの着用をはじめ安全な利用を呼びかけることを販売店に対して義務づけるなど、都の自転車の利用に関する条例の改正を検討することになりました。 自転車人気が続く中、都内では自転車による交通事故が相次いでいて、去年1年間に自転車が関係する交通事故は1万1000件余りで、亡くなった人は33人にのぼっています。 こうした中、東京都は、交通政策を研究する専門家らによる有識者会議を設け、都庁で初会合を開きました。 この中で、東京都の廣田耕一青少年・治安対策本部長は「環境への関心や、健康志向が広がる中、自転車の利用増加が見込まれ、対策の強化が急務だ」と述べました。 その上で、有識者会議では、都の自転車安全利用促進条例の改正を検討することになりました。 具体的には、自転車を購入する人にヘルメットの着用をはじめ、安全な利用を呼