茨城県は筑波山と霞ケ浦を巡る日本一のサイクリングロード「水郷筑波サイクリングコース」(仮称)を整備する計画を進めている。首都圏に近く平坦な土地が続く県内には人気のサイクリングコースも多い。県では関係自治体と連携し、既存のコースと組み合わせることで「距離だけでなく、安全性や走りやすい環境も備えた日本一のサイクリングロードを整備したい」としている。(篠崎理) 筑波山と霞ケ浦沿岸には、土浦市と桜川市のJR岩瀬駅を結ぶ「桜川土浦自転車道」(40.1km)がつくばりんりんロードや筑波自転車道の愛称で知られる。また、土浦市から潮来市まで霞ケ浦北岸を走る「潮来土浦自転車道」(40.1km)も霞ケ浦自転車道の愛称で親しまれている。 両自転車道ともに近年のサイクリングブームで、休日には首都圏から多くのサイクリストが訪れるほか、サイクリング目的のツアーバスもやって来るほどの人気だ。ただ、全国的にはサイクリスト