【インタビューの要旨】 ①維新の問題の根は経験の浅いトップが強権的に振る舞い、資金の流れも含めてガバナンスが不透明なこと。だから人が育たないし、人が去ってしまう。 ②「身を切る改革」と言うが、議員から党に上納金を収めさせているだけで、国政で何一つ実績がない。国政政党としての基本的な能力がない。 ③維新の言う「改革」は、単なる「反対のための反対」。トップダウンの全体主義的な体質も含め、じつは共産党とそっくり。 ④政治資金規正法改正で自民党を説得したのは公明党。政策活動費の存続にこだわり、領収書の公開さえ10年後に引き延ばした維新は、「改革」に逆行する政党。 ⑤自公連立のレールを敷いた1人として、公明党が忍耐強く〝大人の対応〟で連立を守り続けてくれたことに深く感謝している。自民党はそのことを忘れてはならない。 衆議院が解散し、10月15日公示、27日投開票の衆議院選挙へ向け、各党が短期決戦にし