ガートナー ジャパン(以下、ガートナー)は、世界の主要9カ国の企業で働く従業員を対象に実施した「Gartner 2021 Digital Worker Experience Survey」の結果を発表した。 本調査は、テクノロジーやワークプレースに関する従業員の利用動向やエクスペリエンスを把握する目的で、2020年11~12月にかけて、米国、欧州(英国、ドイツ、フランス)、アジア太平洋地域(日本、中国、インド、シンガポール、オーストラリア)の従業員数100人以上の組織に所属する10,080人の正社員を対象に実施したとしている。 日本はビジネス用途のデジタル・テクノロジーのスキルに関する自己評価が最も低い ビジネス用途のデジタル・テクノロジーのスキルに関する自己評価、すなわち自身のスキル・レベルをどう捉えているかを尋ねたところ、日本は「素人」ないし「中程度」と回答した従業員が6割以上となり、