資料4 外部被ばく線量年間実測値の分析結果について 11月21日 記者会見資料 健康福祉部健康推進課 電話 575-1116 1/7 1.概要 市では現在、全市民を対象に実施したガラスバッジによる外部被ばく線量測定(平成24年7月~平成25年6月ま での1年間)結果データの集計・分析を進めています。 今回は、「基本集計」および「空間線量率と実効線量との相関についての分析」についてお知らせします。 対象者及び実施期間 対象者 基準日 実施期間 52,783人(全市民のうち、1年間継続して測定した人) 平成25年10月1日(全体の約81.2%) 平成24年7月~平成25年6月(3カ月毎に4回測定) 2.項目 Ⅰ 基本集計 ①市民全体の年間被ばく線量 ②地域毎の年間被ばく線量(分布) ③地域毎の実効線量の推移 ④男女の年間被ばく線量(分布) ⑤年齢毎の年間被ばく線量(分布) Ⅱ
文責: 有田正規 (東大・理・生物化学) 質問、コメント、誤り指摘、リクエスト等は arita@bi.s.u-tokyo.ac.jpまで はじめに このサイトでは放射線に対して過度に反応しないように解説していますが、東京電力および政府を含む、原発事故の責任者を擁護する意図はありません。今回の事故をきっかけに我々の(そして将来の)生活水準を向上させるための情報として以下の内容を発信しています。 最近のアップデート 食品の基準値が4月から 100 Bq/kg になることにあわせ、全体をアップデートしました。 保育園関係者にお伝えしている文章を掲載しました。(ここ) 参考 海外からみた福島原発事故 ドイツ ZDF による 「フクシマの嘘」 (movie, 8 March 2012) 原発の中は未だに73シーベルトという記事 (Common Dreams 28 March 2012) トピック
以前、H23の結果について分析を行った(こちら参照)。その後、H24年分の市町村別分布も公開されたので、これらを加えた25サンプルで分析を行い、欧州低線量被曝研究ワークショップ:Fukushima sessionで報告した。その際、作成した英語版のポスターを下記に添付する。 H23はB判定が話題になっていたので、5.1mm以上の結節を分析した。しかし、結節の成長が遅いのであれば、小さいものについても分析すべきであると考えて、5mm以下についても分析した。問題意識をconjectureとして示すと下記の通り。 Conjecture 放射線の影響によって結節ができたのだとする。しかし結節の成長はある程度遅いのだとする。であれば、結節を大小に分けたとき、小さい結節の方が、大きい結節の発見される人の数よりも被曝量との相関が高いだろう。 Tab.1 甲状腺調査の判定結果をまとめたもの。 Tab.2
大阪大学(阪大)と国立遺伝学研究所(NIG)は10月10日、大阪府立大学、国立国際医療研究センター(NCGM)、東レリサーチセンター、放射線医学総合研究所(NIRS)、同志社大学、立命館大学との共同研究により、生物が放射線からDNAを守る新たな仕組みを突き止めたと共同で発表した。 成果は、阪大の髙田英昭助教(元・NIG研究員)、NIGの前島一博教授、同・花房朋研究員、大阪府立大の森利明准教授、NCGMの志村まり室長、東レリサーチセンターの飯田豊部長、NIRSの石川顕一研究員、同志社大の吉川研一教授、立命館大の吉川祐子客員教授らの共同研究チームによるもの。研究の詳細な内容は、日本時間10月10日付けで米オンライン科学誌「PLoS ONE」に掲載された。 ヒトの体を構成する1個1個の細胞の中に収められているDNAは、全長約2メートルにもおよぶ。平均的な日本人の身長よりも遙かに長いDNAが、どう
国の除染特別地域内の除染後の空間線量・外部被ばく線量を地理情報システムで推定 除染特別地域の除染費用を1兆円超と推定 汚染土壌などの保管費用が60%以上となる可能性を指摘 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)地圏資源環境研究部門【研究部門長 中尾 信典】保高 徹生 研究員、安全科学研究部門【研究部門長 四元 弘毅】内藤 航 主任研究員、小野 恭子 主任研究員は、東京電力福島第一原子力発電所の事故により生じた陸域の放射性セシウム汚染について、除染特別地域(国が除染の計画を策定し除染事業を進める地域)内を対象に複数の除染シナリオによって外部被ばく線量の低減効果、外部被ばく線量と人口の関係、除染費用に関する解析を行った。 地理情報システム(GIS)を用いて複数の除染シナリオについて解析した結果、除染により空間線量率は一定程度低減するものの、除染後もなお、
Estimation of the total population moving into and out of the 20 km evacuation zone during the Fukushima NPP accident as calculated using “Auto-GPS” mobile phone data
発表のポイント 福島県内でホールボディーカウンター(以下WBC(注1))を用いて三万人以上の体内セシウム量を測定し、チェルノブイリ事故で得られた知見に基づく予想よりも、内部被ばくが遙かに低いことを明らかにした。 特に、2012年秋に三春町の小中学生全員を測定したところ、検出限界を超えた児童生徒は皆無であった。サンプリングバイアス(注2)が無い測定により福島の内部被ばくが低いことが示されたのは、これが初めてである。 現在の福島県内の日常生活において、食品からの慢性的な放射性セシウム摂取が非常に低く抑えられていることが示された。 発表概要 東京大学大学院理学系研究科物理学専攻教授 早野龍五らのグループは、福島第一原発事故後7-20ヶ月間に、福島県平田村のひらた中央病院に設置されたWBCを用いて、32,811人の内部被ばく調査を行った。その結果、福島県内の放射性セシウムによる土壌汚染度にチェルノ
Bone Lead Levels and Risk of Incident Primary Open-Angle Glaucoma: The VA Normative Aging Study Weiye Wang, Sayoko Moroi, Kelly Bakulski, Bhramar Mukherjee, Marc G. Weisskopf, Debra Schaumberg, David Sparrow, Pantel S. Vokonas, Howard Hu, and Sung Kyun Park Traffic-Related Air Pollution, APOE ε4 Status, and Neurodevelopmental Outcomes among School Children Enrolled in the BREATHE Project (Cataloni
チェルノブイリ原発事故の収束作業などに関わって低線量の放射線を浴びた作業員約11万人を20年間にわたって追跡調査した結果、血液がんの一種である白血病の発症リスクが高まることを確かめたと、米国立がん研究所や米カリフォルニア大サンフランシスコ校の研究チームが米専門誌に8日発表した。 実際の発症者の多くは進行が緩やかな慢性リンパ性白血病だったが、中には急性白血病の人もいた。調査対象者の被曝(ひばく)線量は積算で100ミリシーベルト未満の人がほとんど。高い放射線量で急性白血病のリスクが高まることは知られていたが、低線量による影響が無視できないことを示した形だ。 チームは1986年に起きたチェルノブイリ事故で作業した約11万人の健康状態を2006年まで追跡調査。137人が白血病になり、うち79人が慢性リンパ性白血病だった。チームは白血病の発症は16%が被曝による影響と考えられると結論付けた。(共同)
甲状腺がんのお子さんがいらっしゃったとのことです。ちなみにぼくは内分泌外科専門ではございませんのでそこら辺の話については話半分で聞いておいて下さい。 http://mainichi.jp/select/news/20120912k0000m040046000c.html 癌種は報道されていないものの髄様癌とかいうおかしな癌だったりリンパ腫、未分化癌だったりしたらその癌種自体が報道対象になるはずなので多分乳頭癌でいいのでしょう。手術をされるにしても経過観察になるにしても、それほど悪い予後はあまり想像できないと思います。手術をされるなら、無事終わることをお祈りしたいと思います。 乳頭癌だとしたらおそらく疫学者や医者のほとんどがこれ放射線じゃないっぺ〜と思うとは思いますが(疫学者はともかく医者の場合、進行が遅い癌は発症から検出されるまでも遅いものだという直感の問題だと思います)、反原発過激派はも
茨城県つくば市で放射性セシウムを含む大気エアロゾルの粒径分布を2011年4月より測定 放射性セシウムは、硫酸塩エアロゾルに含まれた状態で大気中を輸送された可能性が高い 放射性物質の拡散・沈着モデルの改善に資することで、実態解明の進展に期待 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)環境管理技術研究部門【研究部門長 田尾 博明】大気環境評価術研究グループ 兼保 直樹 主任研究員は、国立大学法人 東京海洋大学【学長 岡本 信明】海洋環境学科 環境システム学講座 大橋 英雄 教授ら、名古屋市環境科学調査センター 環境科学室 池盛 文数 研究員と共同で、福島第一原子力発電所事故後に放射性セシウムを含む大気エアロゾルの粒径分布を測定し、大気中で放射性セシウムを輸送しているもの(担体)が硫酸塩エアロゾルである可能性が大きいことを見出した。 事故により大気中に放出され
産業技術総合研究所(産総研)は、放射線医学総合研究所(NIRS)の協力を得て、高線量の放射線被ばくによる障害の予防・治療に効果があると見られる新たな細胞増殖因子「FGFC」を創製し、マウスによる実験で、事前投与の方がより有効だが、事後投与でも生存日数が延長されることが確認され、致命的な放射線障害に対する予防・治療として有効である可能性が示されたと発表した。 成果は、産総研 バイオメディカル研究部門 シグナル分子研究グループの浅田眞弘主任研究員、同・今村亨研究グループ長、NIRSの明石真言理事、同・重粒子医科学センター・先端粒子線生物研究プログラムの中山文明主任研究員らの研究グループによるもの。今回の成果の詳細は、2012年9月6~8日に東北大学で開催される「日本放射線影響学会第55回大会」にて発表される予定だ。 2011年3月の東京電力福島第一原子力発電所の事故以降、放射線障害を予防・治療
極めて高いレベルの放射線を浴びても、注射をすれば生存率が3倍に向上――。そんな作用をもつ物質を、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)の研究チームが開発し、動物実験で効果を確認した。6日から東北大で始まる日本放射線影響学会で報告する。 この物質はたんぱく質の一種の「FGFC」。マウスに強い放射線(6千ミリシーベルト相当)を当てて実験した。2時間後に腹部にFGFCを注射したグループは、しなかったグループに比べ、20日後の生存率が3倍に高まることが分かった。 強い放射線を浴びると、腸の粘膜をつくる幹細胞が死滅して生命に危険が及ぶが、FGFCは何らかのしくみでこの幹細胞の死滅を防いだり、増殖を促したりするらしい。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介は こちら 関連記事自閉症、カギの物質
放射線影響研究所「原爆被爆者の死亡率に関する研究、第14報、1950-2003:がんおよびがん以外の疾患の概要」英語論文の日本語概要が、7月末の時点で「改ざん」されていたと言う情報を、福島県南相馬市の市議会議員である、大山こういちさんのツイートで見かけました。 英語論文で、"The estimated lowest dose range with a significant ERR for all solid cancer was 0 to 0.20 Gy, and a formal dose-threshold analysis indicated no threshold; i.e.; zero dose was the best estimate of the threshold." という部分で、下記のリンクで読める全文和訳では、「全固形がんについて過剰相対危険度が有意となる最小推
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