2012年7月20日、三鷹市内で開かれた津山正義さんの支援集会(紺色背広の男性が津山さん)。微物鑑定の結果や目撃者がいないこと、携帯電話の通信記録と「犯行」時間が重なるなど、津山さんを「痴漢犯」だとすることには多くの矛盾がある。 「痴漢したでしょ!」――2011年12月22日夜、三鷹市内の路線バスに乗っていた中学校教諭・津山正義さん(28)は、乗客の女子高生から突然そう指弾された。身に覚えがないので否定したが三鷹署に逮捕され、28日間も拘留される。両手の「微物鑑定」はシロ、目撃者はなし。バスの車内カメラにも犯行は映っていなかった。常識的にみてカバンが触れたのを勘違いした可能性が高いが、東京地検立川支部は起訴する。「認めるなら略式(罰金)だ」と言われたのを拒んだ結果だった。権力をかざして無辜の市民を犯罪者に仕立て上げる警察と検察こそ、この国を覆う「いじめ」の総本山ではないのか。 Digest
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