2月24日に公開され、2週目の週末を終えて早くも興収15億円、観客動員100万人を突破。アカデミー賞授賞式のニュースが追い風になったとはいえ、『ラ・ラ・ランド』は予想を超えた大ヒットを記録している。たしかに、タイトルの特殊な響きや、とびきりロマンチックなビジュアルなど、食いつく要素は多い。しかし、アニメやアクション大作以外のハリウッド作品、しかもアカデミー賞に絡んだ作品が、ここまで数字を伸ばしているのは、ちょっとした「事件」でもある。 この『ラ・ラ・ランド』、日本での公開前、マスコミの反応は全体的に高評価だった(アメリカの映画批評サイト、ロッテントマトでは現在も批評家、観客双方とも高い数字を示している)。最初に観ていた海外のジャーナリストたちから絶賛の声が聞こえてきて(ふだん映画の趣味があまり合わない友人も賞賛してました!)、期待値が上がったなかで観た筆者も、映画が始まるやいなや、その世界
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