【ローマ藤原章生】イタリアの有力紙「コリエレ・デラ・セラ」が同国で目立つ「引きこもり」を特集した。相談に来る親が急増しているという精神科医らの証言を基に、原因を探っている。 記事(11日付)は「イタリアの引きこもり(hikikomori)、東京のよう、何年も孤立する少年たち」と題され、社会面に大きく掲載された。刀を持った日本人の少年が乱雑な部屋でくつろぐ姿をイメージ写真として使っている。 ミラノ発の記事で、「昼は寝て、夜に冷蔵庫をあさり、インターネットと漫画だけの生活」、「過去半年、親に話したのは『ほっといてくれ』の一言」と約10人の事例を紹介。相談を受ける複数の精神科医が「100万人を数える日本ほどではないが、外のひどい世界から逃れ、閉じこもる子が多い」、「頭が良く創造性があるが内向的な10代に多い」と特徴をまとめている。著名な精神分析医が「私が知る事例では、過去2年で5倍に増えた」
漢字検定を実施している日本漢字能力検定協会(京都市)が、検定ブームで利益が過剰になり、所管する文部科学省から再三、指導を受けていることが分かった。受検料の値下げや公益的な支出に回す分が不十分で、税の優遇を受ける財団法人として不適切な疑いがあるとして、同省は近く立ち入り検査をする。 協会は、毎年暮れ、京都の清水寺で「今年の漢字」を発表することでも全国的に知られている。 漢字検定は、受検者が00年の158万人から、07年は272万人に急増している。文科省によると、04〜07年度の4年間に毎年7億〜8億円の利益が上がり、資産が約50億円から、73億5千万円になった。検定料は級ごとに異なり、小学校1年程度の10級は1500円、大学・一般程度の1級だと5千円。一方、経費は2千円前後という。 財団法人の公益事業について、指導監督基準は、健全な運営に必要な額以上の利益を生じないように定めている。こ
年間270万人が受ける漢字検定を実施している財団法人「日本漢字能力検定協会」(京都市)が、大阪府内の小中学生約3万人を2月に無料で受検させることにした。これについて、文部科学省が疑問を呈している。協会によると、小中学生の漢字能力を確かめる目的の調査だが、同省は「なぜ大阪だけなのか。調査のあり方に問題がないか確かめたい」として事情を聴く方針だ。 大阪府教育委員会によると昨年10月末、協会側から「調査のため、児童生徒5万人に2年間続けて無料で受けてほしい」と提案があった。このため小学4年〜中学2年を対象として、各小中学校を通じて希望者を募ったところ、計2万9千人の申し込みがあった。児童生徒たちは2月13日に学校で受検する予定。 協会によると、小中学生の漢字能力に関する調査を大規模に実施したいと思っていたところ、大阪府が「教育力向上プラン」を掲げて基礎学力をアップさせる方針を打ち出したため、
体育の授業で元気よく校庭を走る児童たち=21日、伊藤恵里奈撮影 21日に発表された文部科学省の「全国体力・運動能力・運動習慣調査」。都道府県ごとに示された結果に対し、担当者は全国学力調査に続いて「一喜一憂」し、敏感に反応した。早くも、体力増進を目指して新たな大会を企画する教育委員会が出ている。 中2で男女とも全国1位だった千葉。07年度から始まった県教委の取り組みでは、休み時間などを使い、子どもたちがリレーや連続馬跳びなどにグループやクラスで挑戦する。上位に入るとHPで発表し、表彰するという。 県で毎年実施している体力調査では、小5と小6で好成績を収めると「運動能力証」という賞状を出す。県教委は「遊びながら競い合って体を動かし、運動能力を伸ばすことにつなげてもらいたい」。 学力調査で2年連続全国トップクラスだった秋田は、今回の調査でも小5の男女で2位に入った。始業前に全校児童でマラ
読売新聞社の年間連続調査「日本人」によると、「戦後日本の経済発展は、日本人の高い教育水準に支えられてきた」と思う人は79%に達し、大多数が戦後の教育が果たしてきた役割に一定の評価を与えていることがわかった。 一方で、「今の学校教育に不満だ」という人は64%に上り、教育の現状には強い危機感を抱いていることも浮かび上がった。 調査は「教育観」をテーマとして、6~7日に面接方式で行った。 日本の教育については、「教育を受ける機会を平等に保証してきた」と思う人が70%、「基礎的な学力を身につけさせてきた」と思う人が69%に上った。ただ、「子供一人ひとりの才能や個性を伸ばしてきた」と思う人は28%で、そう思わない人が67%と大きく上回った。「社会の中で暮らしていく上でのルールを身につけさせてきた」と思う人は42%、そう思わない人は55%だった。 学校教育の現状については、質問を始めた1984年以降、
コルクマットが大人気! コルクマットは、ニトリ、IKEAなどインテリアショップや、楽天、アマゾン、 ロイヤル通販などの通販、カインズホーム、ナフコなどのホームセンターで大人気の商品で、 別名コルクカーペットとも呼ばれるコルク素材のジョイント式マットですが、 その人気の秘密はどこにあるのでしょうか。 畳が主流だった日本の居住空間も、生活様式の変化などでフローリングにする家庭も 多くなってきました。しかしフローリングは、材質が硬い、冷たい、音が響くなどの デメリットがあります。 そんな時、フローリングの弱点をカバーしてくれるのがコルクマットです。特にフローリング床の足元の冷え、硬い質感を和らげるためや防音に最適な床材です。 コルクマットはフローリングに比べ、肌触りも心地よくごろ寝もできるほどの感触の良さなので、特に赤ちゃんのいる家庭などでは、とても重宝することでしょう。 生活になじみのある天然
【特命助手サイトーの前説】 広田先生も冒頭で語っていますが、教育再生会議が1月25日に最終報告を発表しました。安倍前首相の肝いりで設置された組織でしたが、まさかの辞任後、福田内閣になってから、明らかにその存在感は失われていきました。 おそらく第三次報告に書き込まれていた教育バウチャーも、現実的には大規模な実施には至らないように思います。ただ、その一方で、学校選択制を義務教育段階から採用する自治体は増加しています。 内閣府の2006年の調査によれば、小学生~高校生の保護者の67.9%が学校選択制に賛成意見を示しているそうです。たしかに保護者や子どもの側からしてみれば、学校を選べることは、メリットこそあれ、不利益はないように思えます。 でも、それは「保護者と子どもが学校をちゃんと選べる」ということを前提とすれば、の話です。実際は、さまざまな家庭があって、その家庭ごとに学校を選ぶための情報収集の
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く