「餃子(ぎょうざ)の王将」を展開する王将フードサービスは、新商品「にんにく激増し餃子」を19日から発売する。新型コロナウイルスの影響でマスク着用や対面を避ける行動様式が定着し、ニンニク臭への抵抗感が弱まる状況を商機ととらえ、「第3の餃子」として投入する。 同社では、2019年に「にんにくゼロ生姜餃子」を発売。臭いが気にならないと女性や営業回りの会社員などから好評だった。ゼロ餃子と対極的な新商品は、通常より2倍以上の青森県産ニンニクを使用。担当者は「かなりインパクトがある味に仕上がった」と出来に自信をみせる。 1人前6個入りで、店内価格297円、テークアウトは291円。北海道を除く全国の「餃子の王将」と一部店舗を除く「GYOZA OHSHO」で順次販売する。