栃木の星が再び、トップアイドルグループの頂点に立った。6日に発表された人気グループ「AKB48」の「選抜総選挙」で、栃木県出身の大島優子さん(23)が10万8837票を獲得して、2年ぶりに1位に返り咲いた。宇都宮市内でも多くの人が声援を送り、予想通りの好結果を喜んだ。 名前を呼ばれた瞬間、大島さんは満面の笑みを浮かべ、観客席に向かって両手を突き上げた。ステージに上って「この景色をもう一度見てみたかったんです。太陽のような存在でいてください。ずっと私たちを照らし続けてください」と、涙を流しながらファンに感謝の言葉を述べた。中央奥の1位専用の椅子に座ると、観客席の約1万2千人から「優子」コールがわき起こった。 AKB48の「総選挙」は、次のシングル曲を歌う16人を決めるファン投票。2009年以来、大島さんは2位、1位、2位と安定した人気を保つ。今年は昨年1位の前田敦子さん(20)が事前にA