去る3月28日に音楽家の坂本龍一さんが亡くなられました。訃報を目にしたとたんに涙が溢れてきて、それからずっと坂本さんの音楽を聴き、多くの追悼文を読み、テレビ番組や動画を見続けています。 アルテスと坂本さんとのご縁は『三輪眞弘音楽藝術』に推薦のコメントをいただいたときに始まります。その刊行の翌年3月に東日本大震災が起き、同年秋に季刊誌『アルテス』を創刊するにあたって、特集のテーマに「3.11と音楽」を選びました。 応援ソングがあふれ、音楽界でも「絆」が強調される流れに違和感をいだいていたぼくらが、「音楽はなにかの役に立つのか? 音楽家にはなにができるのか? そもそもそんな疑問を持つこと自体に意味はあるのか?」そんな疑問をぶつけてみようとロング・インタビューをオファーしたのが高橋悠治さん、大友良英さん、ピーター・バラカンさん、そして坂本龍一さんでした。 2011年9月17日にニューヨークのご自
![特別公開:坂本龍一さんインタビュー「明日の見えない時代に、耳を澄ます」(2011年9月)|アルテスパブリッシング](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5b2efc97994553efea4c844a68113f8ae278ab41/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F103838492%2Frectangle_large_type_2_993e8f271f8ea791af87c8a3c021fb3f.jpeg%3Ffit%3Dbounds%26quality%3D85%26width%3D1280)