Posted by :早尾 貴紀 イスラエルが、ガザ地区攻撃について、「一方的停止」を宣言した。 アメリカ新大統領就任に合わせて侵攻していた軍隊を撤収。これでますます、手前勝手な軍事攻撃(それこそ「報復」でも「自衛」でもなく「一方的攻撃」!)だったことが明らかになったが、そのあからさまさには言葉を失いかける(あからさまなのに止められない国際社会の無力)。 これでメディアや世論が、停戦だ、和平だ、復興だという方向に流され、そしてこの虐殺が忘却されることがたいへん懸念される。 これまでも繰り返してきたが、イスラエルのガザ包囲攻撃は、ハマス政権誕生以降、三年間一貫してきたものであり、いまなおギリギリと締め上げているのだ。人と物の出入りは禁止された監獄に、陸海空からつねに砲撃の照準を定められている状態が、今後も続いていく。これは攻撃の継続としか言いようがない。 それにしても、05年夏にイスラエル軍