こんなモノが出て来た。 写研の自作文字用の簡易文字盤の台紙。 測ってみると仮想ボディは12.75mm(51H)、ピッチは15mm。 これを1/3に縮小するので仕上がりは17Q相当、5mmピッチとなる。 これに作成した文字を貼り込んで、ネガフィルムを起こし、それを専用文字盤(四葉)に貼り付けて使用する。 文字盤も何処かにあるが……探すのは手間がかかるので断念。
週末(091003)に大阪で開催される「大阪DTPの勉強部屋」の第3回勉強会のスピーカーを仰せつかっている*1。 内容は、「デジタルフォント以前の手動写植ではどんなふうに正字・外字・記号に対応していたか。」ということで、写研の手動写植機の文字盤を例に挙げて解説する予定。 その作成資料をココにも置いておく(参加者には配布される予定)。 → 03benkyou.pdf 【アイコンをクリック】 あらゆる説明は省いてあるが、メインプレート部分はスキャンし直したので、以前の記事に貼ってあるモノよりも精度は少しマシなハズ(記号文字盤を追加)。 ●090929 15:45頃追記 ちょっと眺めていたら、写研の字形・字体が原因でJIS X 0208の例示字形が誤った(?)形で固定された後、写研が81年の常用漢字に合わせた大改訂に際して、(JISの例示字形とは無関係に、もちろんJIS X 0213_04変更と
今月のDTPニュースは、スタジオを飛び出し、特別インタビュー番組をお届けいたします。 お話を伺ったのは、現在も写真植字でご商売をされている株式会社プロスタディオの代表取締役・駒井靖夫氏。1941年生の同氏は1960年代初めから写植と関わっており、この道すでに50年。DTP全盛の現在も、手動写植機「PAVO-KY」を駆使して顧客の厳しい要求に応えているとのこと。杉浦康平や戸田ツトムといった著名デザイナーの仕事にも多く携わっている同氏の、「文字に対する思い入れ」が伝わってくるインタビューをご覧下さい。写植機独特の動作音も懐かしくお楽しみいただけると思います。
先の写研の文字盤の記事が意外に反響があった。 メインプレートの画像もアップしてあるので、文字を探す酔狂な方もおられるかも知れない。 私などは体に染み付いているのですぐに探せるのだが(それもネガの方が慣れている)、写植の経験のない方にはちょっと面倒だろう。 なので、その際の手助けとなる写研の印刷物もついでにアップしておく*1。 今ご覧になっている画像では読みづらいだろうが、72dpiで9.19MBあり、画像をクリックして別窓に拡大表示すれば十分に読めると思う。 並びは、 「一寸の幅、鍋蓋しんにゅうは匣、刀抜く人、雁は山さと、 大小の女子、口言い心に手、弓と片戈、四目糸草、 虫の羽竹の里、辛車臼門、犬の足馬の骨、七曜」 と覚える。これはモリサワも同じだったと思う。 *1:これは偶然見つけたBAサイズのモノ。部分毎にスキャンして合体し、リサイズした
写研の正字文字盤を参考資料として掲げておく。 原典は手動機にオマケとして付いてくる「文字配列表」という、文字盤をそのままなんらかの方法で印刷したシート(最下部に画像)*1。 まず下の3点、石井細明朝体_LMの手動機用の正字文字盤で右下に1967年の刻印が見える(左上のSは正字の略)。 (当用漢字の旧字体に加えて1951年制定の人名用漢字の旧字「藤/彦/巌など」が収容されているが、76年に追加された「渚/那など」の旧字はない。20090224追記) メインプレート部の右下には1981.1改訂とあるが、直後の1981.10には下のLHMにみられるように、常用漢字や人名用漢字に則した大きな改訂が加えられた。(20090213、0217追記) 〈画像クリックで別窓に拡大表示〉 次の3点は本蘭細明朝体_LHMの手動機用の正字文字盤。刻印は1975年となっているが、こちらはシートのタイトル部に「常用・
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