書体と重箱の隅に関するmojiuraのブックマーク (11)

  • 幻のMS明朝ver3.00 | yasuokaの日記 | スラド

    『新常用漢字(仮称)試案の字体における問題点』の読者から、文化審議会国語分科会漢字小委員会が使っているMS明朝は、ver5.00でもver2.50でもver2.31でもなく、幻のver3.00なのではないか、という指摘があった。 MS明朝ver3.00は2005年にリコーが開発したフォントで、PAGE2006でその一部が公開されたが、結局VistaではMS明朝ver5.00までバージョンが上がってしまった、という幻のフォントだ。確かにそう言われてみると、たとえば2008年7月15日の漢字小委員会の資料2は、全体としてはMS明朝っぽいのだが、「茨」の字体がかなり微妙だ。ver2.xとは4画目が違うし、ver5.00とは5画目が違う。幻のver3.00の字形にすこぶる近い。 だとすると、新常用漢字表(仮称)試案の「鬭」も、MS明朝ver2.31ではなく、あるいはMS明朝ver3.00かもしれな

    mojiura
    mojiura 2009/07/21
    なんだか本筋とは微妙にずれた方向にコアな知識が活用されている。こういう展開、大好きです。
  • 誤字形の誤字形がただの誤字形に直されている件 - しろもじメモランダム

    下のページに詳しいが、JIS X 0208:1997 の規格票 p. 303 には誤字形の誤字形がある。 78JIS [JIS78] 字形 73-28「藜」の誤字形について 第1次規格票第1刷の字体 を、1978年11月刊行の正誤票が誤として訂正したもの。 とあるが、正しい誤字形(というのも妙だけど)は なので、来ならば 第1次規格票第1刷の字体 を、1978年11月刊行の正誤票が誤として訂正したもの。 となるべきところ。 『増補改訂 JIS漢字字典』で「藜」の項を引いてみても同様に、 誤字形(78誤)として誤字形の誤字形 が掲出されている。 と思ったら この『増補改訂 JIS漢字字典』の巻末には、 JIS X 0208:1997 の規格票がそのまま掲載されている。念のため当該部分を確認してみると、 ……あれ、誤字形の誤字形 が所期の誤字形 にこっそり直されてる。 JIS漢字字典 作者:

    誤字形の誤字形がただの誤字形に直されている件 - しろもじメモランダム
    mojiura
    mojiura 2009/07/16
    早口言葉みたいで素敵です。
  • 「似た」フォントって(2) | デザインの現場 小林章の「タイプディレクターの眼」

    デザインはほとんど盗用であっても、フォントの名前を変えればいちおう法的にはひっかからない、という例のもっとそっくりなのが、有名な Palatino(パラティノ。1948年ヘルマン・ツァップ作)のクローン Book Antiqua(ブック・アンティーカ)です。書体デザインに詳しい人は、Helvetica と Arial との違いを見分けられると思いますが、こうなると私も見分けられない... 1993 年にツァップさんが ATypI (国際タイポグラフィ協会)を脱退したのは、その年のコンファレンス会場で「フォントの保護」をうたった講演をしているにもかかわらず、 大手ソフトウェア会社が会場で Book Antiqua の入ったフォントデータのディスクを無償配布する、ということをしたからです。この話をしてくれた私の友人も含め、良識ある参加者はそれに抗議してすぐにディスクを突っ返しています。 その大

    「似た」フォントって(2) | デザインの現場 小林章の「タイプディレクターの眼」
    mojiura
    mojiura 2009/07/13
    小林さんが「私も見分けられない」と書いてる Book Antiqua を、ツァップさんは「Palatino の低級なコピー」と主張してる。ここでの「低級」の翻訳前のニュアンスを知りたい。「低級」は誤訳に近いような気がする。
  • 2009-03-17

    桃を拾う場面では「おばあさんは こちらへこい こちらへこい としたじゃないの ももはしょくぶつだから きこえないよ」と、ストーリーに批判的だ。第三番目の人が雲の上から、語り部が語る桃太郎の噺を聞きながら批判を加えているような構成が面白い。metalanguageってこんなのも指すのかな? 安野光雅『きりがみ昔咄─桃太郎・舌切雀・花咲爺─』(岩崎美術社、1980年) 「ももたろうは せいちょうしたあるひのこと おばあさん きびだんご つくってください おじいさん せいしん きめました ももたろうは おにがしまへと でかけたじゃないの」と、ほぼ3〜4行で、きびだんごを作ってもらい、鬼ヶ島へと出かける場面まで話しが進んでしまう。もちろん、鬼退治の動機は語られていない。 ももたろうって、鬼を思いやるいい奴なんだ。船の上で、犬猿雉に訓示を垂れている。「ももたろうは ふねにのって ただいまよりくんじを

    2009-03-17
    mojiura
    mojiura 2009/03/18
    これはおもしろい。
  • http://retro-kanban.com/cyomiryo/yamani.jpg

    mojiura
    mojiura 2009/02/09
    「酢」の横画が斜めに下がってる。かなり意図的に下がってる。
  • 正しい漢字の表現(3) (明朝体・考)

    前回,明朝体デザインの構造を概観する図を示した。そこでまず重要な要件が「正確な構造表現」であることを述べたが,これらについて,もう少し掘り下げて考えていきたい。 図の右側に「環境条件」という機能項目を記した。今回は正確な構造表現とは何かを環境条件からみていくことにする。 環境条件とは何か。たくさんあるのだが,今回はフォントデザインと使用文字サイズについて検討する。現在のフォント環境は,理論的にはどんな文字サイズでも実現できる。しかし極小から極大まで利用可能な文字のデザインなど存在しない。かならず最適範囲というものがあるはずである。それにも関わらず,不思議なことに使用推奨サイズを明記したフォントは,ほとんどないのである。使用者の責任で判断せよ,と言いたいのかもしれないが,「こういうコンセプトでデザインし,どのぐらいの文字サイズに適している」といった程度のことはデザイナとしての最低限の開示

    mojiura
    mojiura 2008/03/27
    最適文字サイズが存在する、という結論は賛成だけど、挙げられた実例が「字のサイズ」ではなく「書体の種類」に関するものなので、意図がわからない。この本の悪口(?)を言いたかっただけ?、とか思ってしまう。
  • 文人閑居して文字に遊ぶ 最終回(2)

    ≪前頁より続き≫ ここで問題を一つ。山山式の書畫家の人名を日支各一人擧げよ。(出来ても御褒美は出ないよ) さらにまた冀北はどうだ。下の字は上の字の一部である。これに類する者はどうも他に思ひつかない。加賀、成城といふのがあるがこれは體の字ではない。 清の阮元がある時學童に口對を課した。ちと餘計な説明をすると、書面でなく、口頭で對句を答へることを口對、また對對子といふ。支那では古くから對句を作ることを幼時から訓練され、何かにつけて應對を求められた。たとへば青山と言へば、緑水と應へるやうに。だから、ある先生が學童に月圓と題を出したら、學童が風扁と對した。先生解せず、その意を問ふと、學童は風はどんな小さな隙間からも吹きこむのだから扁(ひらた)いにちがひないと言ったといふ笑話がある。さて話のもとにもどって、阮元先生學童に對して「伊尹」と出句した。學童すかさず「老師」と對した。阮元先生解せず、さら

    mojiura
    mojiura 2007/11/08
    肩書きが「雑学者」。ざつがくしゃ?ざつがくもの? 第 8 回→「今の文春の編集部でも知っている人は殆んどいるまい」と思われるような文藝春秋の「藝」の字の話。
  • 「非」の4画目問題 (明朝体・考)

    左図に示すのは角川書店発行の雑誌『俳句』と富士見書房発行の雑誌『俳句研究』の背表紙(部分)であるが,両者の「俳」字の字形が若干違っていることがわかる。旁「非」の4画目、すなわち左下の右ハネアゲ収筆部が3画目を貫いているかどうかという瑣末な差だが,ほんらいはどれが正しいのだろうという疑問を持つ人もいるに違いない。 「どちらでも良い」というのが正解だが,そうは思わないという人がいたとしても不思議ではないのである。この文字は常用漢字であり,『常用漢字表』の例示字体では「出ていない」ので、多くの書体設計においては,この例字字形を踏襲して「出さない」デザインにしているのである。JIS例字字形においても例外ではない。 ところで常用漢字表の「(付)字体についての解説」の中で,常用漢字表では,個々の漢字の字体(文字の骨格)を,明朝体活字のうちの一種を例に用いて示した。現在,一般に使用されている各種の明

    mojiura
    mojiura 2007/11/07
    「どちらかにしないと気が治まらないというのが日本の教育スタンス」とある。誰がそんなこと言ったのだろう、と素朴な疑問。誰だって好き好んで画一的にしたりはしないのでは、と思う。
  • MiAUのパブコメ案のブラックジョーク - Copy&Copyright Diary

    追記(2007年11月10日18:55) スラッシュドットから来られた方は、下記エントリも合わせてお読みください。 私はMIAUの活動を支持しています。 - Copy & Copyright Diary http://d.hatena.ne.jp/copyright/20071110/p1 - MiAUのサイトに掲載されているパブリックコメント案。 MIAU : パブリックコメント案 http://miau.jp/1193380201.phtml ざっと目を通していたところ、あるところでニヤリとしてしまった。 それは次の箇所 ○むしろ虚偽の著作権表示を違法化すべき また、合法アップロードを明確化させることで、今回の違法化に対する上記の懸念を払い去ることができるとは思えません。権利者や権利団体の中には、たとえば著作権が切れているはずの鳥獣戯画のような古典作品について、保有してもいない著作権を

    MiAUのパブコメ案のブラックジョーク - Copy&Copyright Diary
    mojiura
    mojiura 2007/10/30
    いわゆる「書体」も著作権ないんですよね。電子フォントはぎりぎり著作権あるけど、ちょっと的外れだし……。
  • 江戸提灯のよしのや

    の暮らしの中に息づく提灯のあかり。 江戸提灯の吉野屋商店が、現代の暮らしに新しい提灯のスタイルをご提案いたします。

    江戸提灯のよしのや
    mojiura
    mojiura 2007/10/29
    牛丼の吉野「家」じゃなくて、ちょうちんの吉野「屋」でした。いまは「よしのや」とのこと。
  • http://www.taishukan.co.jp/kanji/qa11.html

    mojiura
    mojiura 2007/08/31
    MS-IME の変換候補に出るかどうかで、世の中の大勢に影響が出ることから、「少なくともパソコンの世界では、文部省よりも、マイクロソフトの方が強いのです」と断言している。何というか、その、すがすがしい。
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