(CNN) インドのコメディアン、ヴィール・ダースさんが米首都ワシントンで行った公演で、レイプや農民のデモなどインドが抱えるデリケートな問題に言及し、インドの世論を二分する論議を巻き起こしている。右派はダースさんを逮捕すべきだと主張する一方で、支持表明も相次いだ。 ダースさんが12日にワシントンで披露したパフォーマンスのタイトルは、「私は2つのインドから来ました」。インドを二重人格を持つ国と位置づける内容だった。 この公演の動画は15日にユーチューブに投稿され、その時点で85万回以上再生された。 「私の出身国インドは、日中は女性を崇拝していますが、夜間は集団レイプします」とダースさんは語っている。 「私の出身国インドは、菜食主義者であることを誇りとしていますが、野菜を育てる農民たちを車でひきます」 インドでは先月、物議をかもした農場法に抗議する農家のデモで、数人が閣僚の関係する車にひかれ、
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