経済産業省は29日、2013年6月の商業販売統計速報を発表した。それによると、6月の商業販売額は前年同月比0.5%増の38兆3,060億円となり、2カ月連続で前年を上回った。 業態別に見ると、卸売業は前年同月比0.1%増の26兆8,840億円、小売業は同1.6%増の11兆4,210億円と、ともに2カ月連続のプラス。なお、季節調整済前月比を見た場合、商業販売額は3.0%減、卸売業は0.6%減、小売業は0.2%減となった。 卸売業について業種別に見ると、建築材料卸売業が前年同月比7.9%増、食料・飲料卸売業が同3.9%増、化学製品卸売業が同2.7%増、繊維品卸売業が同2.6%増、各種商品卸売業が同1.8%増、医薬品・化粧品卸売業が同0.9%増、衣服・身の回り品卸売業が同0.4%増、鉱物・金属材料卸売業が同0.4%増となった。 一方、家具・建具・じゅう器卸売業は前年同月比8.1%減、機械器具卸売