何かと不安の多い「介護費用」ですが、制度を活用することで自己負担額を減らすことができます。“家計の専門家”として活躍する経済ジャーナリストの荻原博子氏が、「老後」にまつわる心配事と上手く向き合うための必須知識を伝授します。今回は、介護にまつわる費用について詳しく見ていきましょう。 実際の介護費用は、予想よりも少なくすむことが多い そろそろ親の介護が見えてきた、いよいよ介護しなければ、となると、これから必要になるであろう親の「介護費用」が心配という人は多いことでしょう。 「生命保険に関する全国実態調査」(生命保険文化センター2021年度・速報版)が、世帯主または配偶者が要介護になったら介護費用はどれくらいかかると思うかというアンケートを行ったところ、平均で3,311万円。1人約3,000万円と考えても、2人なら約6,000万円。 しかも、なんと1人5,000万円以上必要と答えた人が、約1割い
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