米国のオースティンにある、Ronn Motor Campanyが、ガソリンと水素を燃料として利用するハイブリッド自動車「Scorpion」を、この秋にも発売すると発表しました(Ronn Motor Campanyのプレスリリース)。 このハイブリッド自動車が画期的なのは、水素タンクを搭載せず、代わりに搭載している水タンクから電気分解によって水素を必要に応じて生成する点です。生成した水素は30~40%の割合でガソリンと混ぜて使用するとのこと。水素生成システムは、Hydrorunner社が開発したもので、燃費は1ガロン当たり約40マイル(17km/L)以上とのことです。 また、Scorpionは環境にやさしいだけでなくデザインや性能も優れており、停止状態から時速60マイル(時速96km)まで、3.5秒で加速できるそうです。価格に関しては不明ですが、面倒な水素の補給なしに水素を燃料として利用でき