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ブックマーク / tmasui.blogspot.com (9)

  • ユビキタスの街角: Steve Jobsとの面接

    Jobsが亡くなってしまって大変残念であるがAppleは引き続き頑張ってほしいものである。 Jobs氏と直接話したのは2006年の面接のときだけなのだが、 その時のメモを書いてみる。 iPhoneに関する情報が全く外部に出てなかったときの話である。 日時 2006/5/4 参加者 J: Steve Jobs F: Scott Forstall (iPhone開発責任者) M: 私 話の流れ ジョブズ登場! 報道とかで見るの同じ印象。調子が良くてスマートな感じ。 J: 「やぁトシ(握手)! 遅れてゴメン。滅茶苦茶面白いプロジェクトの打合せをしててネ。」 J: 「中身は言えないけど、Mac、iPodの次の柱となる大きなプロジェクトなんだ。」 J: 「君なら一瞬でも見たらその強烈さを理解すると思うョ」 J: 「日語の入力とかは結構鍵になるんだ。でもこれまでのより格段によくなるんだけどね」 J:

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    morioka 2011/10/10
    面接というより「うん」と言わせてるだけのような。
  • ユビキタスの街角: パクりの思い出

    ソフトウェアのアイデアのパクりは意外と多いものである。 たとえば の 氏のケースが思い出される。 氏は10年前ぐらいに というシステムの開発で一世を風靡したものだが、このアイデアを という会社が勝手にパクって という名前のゲームとして販売した。 氏は当然抗議したのだが結構モメてしまい、 決着がつくのにかなり時間がかかったと聞いている。 氏は当時 の だったからそれほどモメなかったようだが、もし 氏が と関係なかったらバックレられたかもしれない。 また、 の 氏のシステムも同じようにパクられたことがあるらしい。 氏は5年前ぐらいに というシステムの開発で有名になったが、このアイデアを という会社が勝手にパクって という名前で販売していたらしい。 氏のケースによく似てるわけで、 面白いシステムのアイデアを勝手にパクって商品化するということはよくあることなのかもしれない。 このトラブルについては

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    morioka 2010/04/10
  • ユビキタスの街角: フリップチャート

    外国の会議などでは、 イーゼルのような台に大きな紙を束ねたものを載せた「フリップチャート」というものがよく使われている。 ホワイトボードより便利かもしれないので、日で買える製品を調べてみた。 コクヨの「イノゲート」 体の左右にも紙を吊るせる。5万円以上。 3Mの「イーゼルパッド」 上辺にノリがついた巨大なポストイット。20枚で3000円ぐらい。 イトーキのイーゼルは4万円ぐらい。 IKEAのおもちゃイーゼル 3000円ぐらい。ロール紙が使える。 とりあえずイーゼルパッドは使ってみようと思う。壁に貼ってから書き込んでもいいかも。

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    morioka 2009/07/17
  • ユビキタスの街角: 論文査読の落とし穴

    学会の論文誌や国際会議などで論文を発表するためには査読というプロセスが必要で、 その分野に詳しい複数の査読者に承認された論文だけが出版/発表されるシステムになっている。 学会の質を保つためにこういうシステムが採られているわけであるが、 この方式に起因する問題も存在する。 まず、 査読者が理解できない論文は掲載されない という問題がある。 トンデモ論文が掲載されないのは良いことかもしれないが、 査読者の理解をはるかに越える素晴らしい論文が掲載されないというのは困りものである。 まぁこういうことは滅多に無いのでかまわないのだが、もっと身近なものとして 自明なことを述べた論文は掲載されない という問題があると思われる。 自明なものを論文として発表する意義なんか無いと思うかもしれないが、 「原理が複雑であまり便利でないシステム」の方が論文として 発表されやすくなってしまうのは問題である。 このよう

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    morioka 2009/04/05
  • ユビキタスの街角: 原島先生最終講義

    卒論でお世話になった 原島博先生 の 最終講義に行ってきた。 東大でどういう研究をやってきたかという話を1時間、 歴史的にみた技術や工学の位置づけや将来展望の話を1時間されたが、 最後に「明言したことはないが実は自分は「競争」とか「評価」というのが大嫌いで...」と発言されたのが興味深かった。 「競争」が存在するのならば相手に仕事をまかせてしまえばいいじゃないか、 自分しか出来ないことをやるべきじゃないのか、ということらしい。 確かに大学は試験や論文という「評価」が日常的だし、 プロポーザルを「評価」してもらって「競争的資金」を獲得しなければならないわけで、 平和的な人間は評価や競争に嫌気がさしてくることも多いのだろうか。 ちなみに3/11に 研究室公開 があり、違う話題で講演をされるそうである。

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    morioka 2009/03/06
  • ユビキタスの街角: Knuth先生にアルゴリズムを教えたよ

    Donald Knuth先生の 弟子の播口さんに誘われて、 Knuth先生と夕を御一緒させていただいた。 185cm以上はある大きな人で、想像よりも若かった。 1938年生まれだからまだ70歳らしい。 とても頭が良さそうな顔をしている。当たり前か。 世間話の中で先生の執筆環境について聞いてみた。 M: 「文章書きとかどういう環境でやってるですか?」 K: 「大きなマシンも使ってるけど文章とかはLinuxノーパソでEmacsだね」 M: 「Emacsなんですか。仕様が変で困ったりしませんか?」 K: 「変な機能は使わないからね。自分で色々カスタマイズしてるし」 K: 「たとえば行に色をつけるElispを使ってる。参考文献リストとか書くときに、 大事なのとそうじゃないので色を変えるんだ」 K: 「CWEBを書くための仕組みも作ってる。まだ書いてないモジュールのリストは全部 木構造でダンプして

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    morioka 2008/05/28
  • ユビキタスの街角: 大型ディスプレイのマルチタッチインタフェース

    Fast Companyという雑誌で、 ニューヨーク大学のJefferson Hanという人物が作った 大型のマルチタッチディスプレイパネルが特集されていた。 Han氏はTED会議でもデモを行ない人気を集めたらしい。 ビデオを見る限り、アプリケーションは派手ではあるが、装置や操作インタフェースは比較的普通に見える。 Fast Company誌の説明によると、 半透明な表示パネルの下を光線が通過しており、 指でパネルを押すと光線がそこに当たって散乱して光るのをカメラで検出するという原理らしく、 ソニーのHoloWallと似ているようである。 圧力を直接検出できるわけではないが、強く押すとそれだけ光の散乱が多くなるので、 ある程度は押した力を検出できるのだろう。 大型のタッチパネルディスプレイを使ったインタフェースに関しては、 特にCSCW (Computer-Supported Cooper

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    morioka 2007/02/17
  • ユビキタスの街角: 赤白の遮断器

    踏切の遮断棒が見えにくく事故が多いということで、 黒と黄ではなく赤と白の遮断棒が導入されつつあるらしい。 写真の左側が赤白の遮断棒なのだと思うが、私のような赤緑色盲の人間にとってこれは非常に見えにくい。 赤緑色盲の人間は赤と茶色や緑の区別がつきにくく、 街中にも山中にも白/緑/茶色のものは沢山あるので、赤白の棒は昼でも夜でも風景の中で全く目立たない。 新しい遮断棒は太くもなっているようだが、もとの黄色と黒の棒を太くした方がはるかにマシに感じられる。 色盲でない人間にとって赤白が目立つのであればそれを導入するのは結構なことだが、そのため苦労する人が出るようでは困る。 この変更については日色彩研究所という財団法人がアドバイスしているらしいので 掲示板で質問したところ一応回答を貰えたのだが、 幅広い人間に対して見やすさを実験したわけではないようだし、 「赤はご指摘の通り、赤緑色盲の方に取っては

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    morioka 2007/02/17
    色覚異常は、どうやっても理解されないのが悩みもの
  • ユビキタスの街角 データ圧縮手法の応用

    PPM (Prediction by Partial Matching)というデータ圧縮アルゴリズムがある。 一般に、あるデータ列が与えられているとき、次に来るデータを予測することができればデータ圧縮を行なうことができる。 データ列から判断して次に来るデータが「a」だと確実に判断できるときは「a」を記述する必要が無いからである。 PPM法では、既存のデータ列中の文字列出現頻度を計算することによってこのような予測を行なう。 たとえば「abracadab」というデータの次にどの文字が来るか予測する場合、 「a」は4回、「b」は2回出現している 「b」の後に「r」が続いたことがある 「ab」の後に「r」が続いたことがある ... といった情報を累積して確率を推定する。 この場合、 (3)から考えて次の文字は「r」である確率が高いが、 (1)も考慮すると「a」の確率もある、という風に計算を行なう。

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    morioka 2007/02/14
    昔の「マイコン人工知能」(共立出版)で、こういうじゃんけんをやっていなかったか?
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