タイタニック号探索ツアーで消息を絶った潜水艇「タイタン」の破片が発見され、乗っていた5人が死亡したと報道されました。日本の潜水艇にこうした事態は起きうるのでしょうか。 かなり厳格な日本製潜水艇の安全基準 北大西洋で1912年に沈没したタイタニック号の探索ツアーに向かった潜水艇「タイタン」が2023年6月18日に行方不明となった事故で23日、その破片が見つかり、同艇が水圧などにより圧壊した可能性が報じられました。乗っていた5人の生存は絶望的と見られています。 拡大画像 海洋研究開発機構の所有する「しんかい6500」(画像:国立研究開発法人海洋研究開発機構)。 同艇はタイタニック号が眠る、水深約4000mまで潜るように設計されていたそうですが、構造に不備があり1300mまでの圧力にしか耐えられないと指摘した従業員が解雇されたとの報道もあります。こうした事態は日本でも起きうるのでしょうか。 本来