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ブックマーク / www.h-yamaguchi.net (14)

  • 「メディアリテラシー」に新たな定義が必要かもしれない - H-Yamaguchi.net

    「メディアリテラシー」ということばがある。Wikipediaには「情報メディアを主体的に読み解いて、必要な情報を引き出し、その真偽を見抜き、活用する能力」と定義してあって、そもそもWikipediaをソースとして使うこと自体がメディアリテラシーの観点からは問題になりうるのだろうが、この定義はよく見かけるものとさほどちがわないように思うので当面これを使っておく。他の定義もいろいろあって、最近は発信者としての個人に着目するものも少なくない(英語版のWikipediaはその色合いがより強い)が、まあそれはそれとして。 でも最近、もう1つ、新たな意味が必要なのではないかと思ったりすることがある。それは、「メディアの人たちのリテラシー」だ。 メディアリテラシーということばは、なんだかんだいっても、マスメディアが発信者、個人が受信者という図式をデフォルトとして念頭においているように思う(歴史的な経緯か

    「メディアリテラシー」に新たな定義が必要かもしれない - H-Yamaguchi.net
    morutan
    morutan 2009/01/01
    MLをメディア左派的なマスコミタタキ論に終始するのはおかしいのではないか、というのは同意。いちおいっておくと本来のMLはこういう意図で中立的に「作り手側の気持ちを考える」必要を考えていた
  • 「電脳コイル」の「タネ」技術 - H-Yamaguchi.net

    3月14日はOGC2008の日。GLOCOMの鈴木健さんと「電脳コイル」ネタでお話をするのだが、それに関連して、現実はどうなってるのかいな、というあたりをYouTubeとかで探してみたらいろいろあるよねという件を。所詮は素人がぱらぱらと探してみた程度のものなので過度な期待はしないように。ご専門の方とか詳しい方とかには何をいまさら、全然わかんない方には何のことかいな、というストライクゾーンの狭い話。 「タネ技術」といっても、「電脳コイル」の作者である磯光雄さんがこれをネタにしたとかそういう意味ではない。今後「電脳コイル」的な仮想世界サービスが広がっていくとして、将来それにつながっていきそうな技術やら何やらはこういうやつかな、という意味。詳しい方、もしちがってたらご指摘いただきたく。 まずはAR技術。これはARToolkitを使って例のあの「赤いやつ」(このサイズだとなんだかかわいい)を出して

    「電脳コイル」の「タネ」技術 - H-Yamaguchi.net
  • 「日本企業の東アジア戦略:米欧アジア企業との国際比較」 - H-Yamaguchi.net

    タイトルの通りで、日企業の東アジア戦略を国際比較で評価するというもの。各章のタイトルはこんな感じ。 第1章 アジアにおける日・米・欧企業の国際人事管理:社と子会社の役割 第2章 東アジアにおける生産ネットワーク:日企業と米国企業の戦略的行動 第3章 日・米・欧多国籍企業の東アジアにおける研究開発活動 第4章 わが国海外子会社の財務戦略の特徴と問題点 第5章 グローバルなライバル企業間の競争的相互作用:韓国と日の多国籍企業の市場参入行動 第6章 国際的アウトソーシングと垂直統合:組織の経済学の視点からの理論的展望 第7章 中国における日企業の現地化の度合いと現状:日海外現地法人の実証研究と中国自動車産業のケース・スタディ 第8章 中国における知的財産権保護および技術流出防止の戦略:日・米・欧の戦略比較 第9章 日・欧米・アジア企業のタイにおける企業行動:日企業にとっての示唆

    「日本企業の東アジア戦略:米欧アジア企業との国際比較」 - H-Yamaguchi.net
    morutan
    morutan 2008/03/10
    たとえば、中国進出などにあたっての資金調達面で多様化が進んでないことが影響して現地化が遅れそれが収益率の低下を招いている、みたいな話か
  • 社会科学系の「擬似科学」対策 - H-Yamaguchi.net

    This is Hiroshi Yamaguchi's personal weblog. It aims to be an incubator as well as an archive of my ideas and thoughts. Possible topics include: finance, business administration, economics, prediction markets, virtual worlds, and other issues.

    社会科学系の「擬似科学」対策 - H-Yamaguchi.net
    morutan
    morutan 2008/01/06
    『社会科学の場合、たとえトンデモであっても、一定数の人々がそれを信じれば、それが実際に起きてしまうからだ。』、と。
  • マスコミと格差に関する質問を受けた話 - H-Yamaguchi.net

    アメリカでジャーナリズムを研究している大学院生の方から、メールでコメントを求められた。なんでも、「日の格差社会に対するメディアの姿勢を課題にメディア論」の論文を書いているのだそうで、面識はないのだが、私のブログを見て意見を聞きたいとのこと。いわゆるマスメディア論だったら他に適任者がいくらもいるだろうと思うのだが、まあきっと他の人にも聞いてるだろうし、聞かれた以上なんかしら返しときたいし、というわけで、少しだけ考えてみることにした。 メールでまず返すのがスジかとは思うが、せっかくなので、いきなりブログで書いてみる。「ブログで書くことを期待」みたいに書いてあったので、まあいきなりブログでも文句はいわないだろうと思う。このテーマだと、たぶん、ご意見のある方がたくさんいるのではないかと思うので、コメント欄でもトラックバックでも寄せていただきたい。大学院生の方にも参考になるのではないかと思う。 質

    マスコミと格差に関する質問を受けた話 - H-Yamaguchi.net
    morutan
    morutan 2007/12/09
    山口さんの「格差社会って煽りすぎだろ」についての経済学者っぽい視点は納得なんだけどジャーナリズムについては説明不足かなぁ。NYTとかWPとかはエリート向けでそれ以外の通俗系は徹底して通俗。あとサヨ問題
  • 進化する外人ヲタツアーの世界 - H-Yamaguchi.net

    企画者は前回と同じPop Japan Travel。外人のオタク(よく「外タレ」という表現があるが、これは「外ヲタ」とでもいうんだろうか)というと乱暴にアニヲタかゲーヲタだろうなんて決め付けていないか。いやその世界に詳しい方々はそんなことないんだろうが、私はさしたる根拠もなくそう決めてかかっていた。 ちなみに、日の人の中には、Traditional Japan好きな外人とPop Japan好きな外人とはちがう層の人たちだろうと思う向きもあるかもしれないが、個人的に知る範囲内では、おおまかにいってそれほど離れていない、というのが印象。彼らにとってはどちらもCool Japanなんだよね割と。でも、Traditional Japan好きを「ヲタ」と呼ぶのはどうかという気もするし。 それはともかく題。私の印象では、ヲタ界の人ってのは自分の「属性」をかなり細かく分けたがることが多いように思う。

    進化する外人ヲタツアーの世界 - H-Yamaguchi.net
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    morutan 2007/09/02
    Fujoshi Paradise Yaoi Tourとかゴスロリツアーとか・・。ガイジンにとってはtraditional japanもotaku japanもみんなまとめてcool japanなんだそうな。一緒に行くと面白いだろうな(「オタガイジンと一緒」ツアー)
  • H-Yamaguchi.net: 「非常民の民俗文化―生活民俗と差別昔話」

    このは、著者のフィールドワーク(というより「実体験」といったほうが適切かも)に基づいて、庶民、もっというと下層の庶民の民俗を綿密に記録している。民俗学というと柳田國男が有名だが、この人の書くものはすべて柳田民俗学に対する強烈な批判がちりばめられている。書のタイトルにある「非常民」も、柳田のいう「常民」に対する概念。そんなきれいごとなわけねぇだろアホ、みたな敵意むき出しだし、水平社運動にも関わっていたとかで思想性もけっこうアレだったりするから、主張部分は「部外者」にはちょっと引くものがあるが、それはおいといても事実部分はとても参考になる。 この赤松啓介という人は、他にも「夜這いの民俗学・夜這いの性愛論」なんかが知られているが、書にもその手の話はけっこうたくさん出てくる。「国家の品格」「美しい国」一派の皆さんのような生まれのおよろしい方々には見えなかったのだろうが、ここに描かれたような、

    H-Yamaguchi.net: 「非常民の民俗文化―生活民俗と差別昔話」
    morutan
    morutan 2007/03/14
    「子どもが大切にされるものではなかった」(血縁ではなく交換が当たり前だった)から赤ちゃんポスト問題に繋がるんだけど、そこまではムリか
  • 20代がグラビア誌を買わなくなってきている、という話 - H-Yamaguchi.net

    小学館に「Sabra」という雑誌がある。たいてい表紙に水着のお姉さんの写真が出ていて書店で手に取るにはちょっと恥ずかしかったりするが、別にそういう内容ばかりというわけでもない。先日そこのインタビューを受けたのだが、それ自体は題ではなく、そのときに編集部の方から聞いて、思わずいすから飛び上がって「ほんとすか!?」と叫んじゃった話。 「Sabra」のようなグラビア誌の読者というと、典型的に想像するのは「血気盛ん」な若者、と考えるのがふつうではないかと思う。この雑誌は1999年創刊のため私自身の20代には間に合わず、私は買ったことがないのだが、想像するに、10代は「週刊プレイボーイ」あたりだから、「Sabra」は20代かな、みたいな。そういう先入観で世間話を始めたら、ちがうのだという。グラビア誌の中心的な読者層はいまや30代から40代あたりになっていて、20代の人たちはあまり読まなくなってきて

    20代がグラビア誌を買わなくなってきている、という話 - H-Yamaguchi.net
    morutan
    morutan 2007/03/11
    これってエロ編さんのネタじゃん。パクリかエロ編さんが「Sabra」か・・ http://d.hatena.ne.jp/erohen/20061023
  • 「Second Life」のパネルディスカッション - H-Yamaguchi.net

    This is Hiroshi Yamaguchi's personal weblog. It aims to be an incubator as well as an archive of my ideas and thoughts. Possible topics include: finance, business administration, economics, prediction markets, virtual worlds, and other issues.

    「Second Life」のパネルディスカッション - H-Yamaguchi.net
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    morutan 2007/03/01
    CTOであるCory Ondrejkaさんを招いてのディスカッション。joiさんとかも参加したらしい
  • 暴論:「正義の味方」こそ規制すべきなのではないか - H-Yamaguchi.net

    正確にいうと、まったく根拠のない話ではない。以前メディアにも登場したが、ヒーローものが子どもの攻撃性を助長する、というお茶の水女子大の坂元章教授の研究。この分野は専門外だし、坂元教授自身も「さらに検証していく必要がある」と述べているようなので、これをもって断定すべきという筋合いでもないようだが。ともあれIGDAサイトに出ている引用部分を孫引用。 坂元教授らは2001年11月から12月にかけて、神奈川県や新潟県などの小学5年生を対象に、よく遊ぶテレビゲームと攻撃性に関するアンケートを実施、1年後に同じ児童に追跡調査を行い、周囲の人への敵対心を表す「敵意」など、攻撃性に関する5つの指標について、その変化を調べた。 6校の児童592人についての調査結果を分析すると、知的だったり、見た目がかっこよかったり、魅力的な特徴を持つ主人公が登場し、攻撃するゲームでよく遊んでいた児童は、1年後に「敵意」が上

    暴論:「正義の味方」こそ規制すべきなのではないか - H-Yamaguchi.net
    morutan
    morutan 2006/12/28
    そういやちょっと前の仮面ライダーで5人ぐらいでよってたかって敵をボコっててすごいなと思った
  • 返せばすむっていう問題じゃないんだが - H-Yamaguchi.net

    時間の問題だろうと思っていた近未來通信への捜査だが、いよいよ開始らしい。上記の記事では、同社の広告をでかでかと掲載していたマスメディアに対して、片棒かついだ以上半ば共犯のようなものではないかと憤っている。 推察するに多くの詐欺被害者はMTCIや近未來通信を信じたのではなく,彼らが出稿した大手メディアを信じただけではないか. 確かにそういうところはある。新聞とかテレビに広告を出してるだけで信じちゃう人はけっこう多い。というか、それがマスメディアに広告を出す大きなメリットの1つだったりするわけだ。その意味で、片棒担いだという批判はけっこうあたってる。で、この記事では、ただ憤るだけではなく、ちゃんと対策を提案している。これがまた目からウロコ。 ・自転車操業のMLMが摘発された段階で,彼らの過去数年分の出稿について,広告を受け付けたメディアから過去に遡って広告売上を没収し,被害者救済に充てる. ・

    返せばすむっていう問題じゃないんだが - H-Yamaguchi.net
    morutan
    morutan 2006/12/05
    近未来通信詐欺について。広告を掲載したマスメディアの広告収入を救済費にあてよ、と。でも、これやっちゃうと消費者金融広告とかも絡んでくるよね・・?
  • 問題の本質は、金利とか生保とかではないと思う - H-Yamaguchi.net

    このウェブサイトは山口 浩の個人的な考えを掲載したものであり、山口が所属ないし関係する機関、組織、グループ等の意見を反映したものではない。サイトは投資の勧誘ないし銘柄の推奨を目的とするものではなく、サイトに掲載された情報(リンク先ないしトラックバック先の情報を含む)をもとにして投資その他の活動を行い、その結果損失をこうむったとしても、山口は責任を負わない。サイトの記載内容は、予告なく追記、変更ないし削除することがある。サイトに寄せられたコメントおよびトラックバックは、いったん保留した上で公開の可否を判断する。判断の基準は公開しない。いったん公開した後でも、一存によりなんらの説明なく削除し、当該IPを投稿禁止に指定することがある。 このworkは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています(帰属 - 非営利 - 派生禁止 2.1 日)。 いわゆるグレーゾーン金

    問題の本質は、金利とか生保とかではないと思う - H-Yamaguchi.net
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    morutan 2006/09/22
    山口さんはナニワ金融道みたことあるのかな?
  • 「百姓から見た戦国大名」 - H-Yamaguchi.net

    いわゆる「網野史観」というのがある。2004年に亡くなった歴史学者網野善彦氏らが提唱した、権力者よりむしろ民衆に注目する歴史のとらえ方、とでもいえばいいだろうか。歴史学者の間ではいろいろな見方があるらしいが、現存するさまざまな資料と整合的なところがたくさんあるし、少なくとも素人である私の目から見れば、「えらい人々」の歴史よりよほど面白く説得力がある。 このは、網野史観にも似た「民衆からの視点」をもって戦国時代を見たもの、といえる。戦国時代というと、私たち素人はつい、合従連衡とか下克上とか、天下統一へ向けた武将たちのドラマとかロマンとかみたいなものばかり思い浮かべてしまう。その「陰」で民衆は泣いていたのでは、なんて想像する人も多いだろう。戦乱の世にあって、家族との平和な日々を夢見ながらも横暴で権勢欲旺盛な君主に駆り出され泣く泣く戦場へ、なんて今ふうに考えてしまいがちだが、とんでもない。そん

    「百姓から見た戦国大名」 - H-Yamaguchi.net
    morutan
    morutan 2006/09/18
    おもしろそうだけどこの説明だけだと驚きがない。ゲンブツみてみよう
  • H-Yamaguchi.net: オーマイニュース:シンポジウム録音ファイル公開

    9月2日に行われたオーマイニュースのシンポジウムの録音ファイルを公開。素人録音なのでノイズとかもけっこう多いが、なんとか内容は聞き取れるのではないかと思う。 正確には「podcasting」ではない。要はMP3ファイルをアップロードした、ということだ。iPodを持っていない人もいるだろうから、このほうが都合もよかろうと。というか、私自身がiPodを持っていないので。 来はネット中継とチャットを入れる予定で、ぎりぎりまで早大の境研究室の方々ががんばったのだが、技術的な理由でできなかった由。 途中で鳥越編集長が退席した。そこまでを「Part I」とでも呼んでおく。ココログの仕様なのか、元のままのサイズのファイルは受け付けなかったので、録音を3つに分割してある。一応切れ目を選んだつもりだが、区切りのいいタイミングとは限らない。「素人芸」なのでご容赦。 Part I-1 Part I-2 Par

    H-Yamaguchi.net: オーマイニュース:シンポジウム録音ファイル公開
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