現在、PHPの開発ブランチでは次期バージョンであるPHP7.0の開発が進められています。この新バージョンでは内部のリファクタリングと性能改善に重点が置かれるとみられており、言語仕様の観点ではメジャーバージョンアップの割に変化の小さいバージョンになりそうです。 ところで、このPHP7でメモリ管理まわりのコードが書き直されるのをご存じでしょうか。これはPHP7開発のキーマンの一人であるDmitry Stogovによるもので、アプリケーションによっては5%から10%の性能アップが期待できるようです。 しかし、PHP7は最速でも1年後のリリースと言われていますので、我々がこの恩恵を受ける日は随分先になってしまいます。そこで、この修正をPHP 5.6.2にバックポートしてみて、現行バージョンでも効果があるのかどうか実験してみました。 修正内容 PHP7で採用予定の新メモリマネージャは、最近の速いma
本記事は英語版ブログで公開された記事の翻訳版です。 2013年7月に、米国テキサス州オースティンで開催されたLonestar Ruby Conferenceで、Rubyによるアプリケーションサーバーについてお話させていただきました。その中でいくつかのRubyアプリケーションサーバーのパフォーマンスや、さまざまな状況における挙動の違いを比較しました。この記事では、講演準備として行ったリサーチの中で分かったことをかいつまんでご紹介します。 実際のカンファレンスの録画をご覧になりたい方は、Confreaksで公開されていますのでそちらをご参照ください。テストに使用した簡単な自作アプリケーションはGitHubに、講演スライドはSlideshareにそれぞれ公開しています。 このリサーチは、Passenger 4のパフォーマンス評価以外すべて2013年7月に行ったものなので、情報が多少古くなっている
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