成田 亨(なりた とおる、1929年9月3日 - 2002年2月26日[1])[注釈 1]は、日本のデザイナー、彫刻家。青森県出身。 略歴[編集] 神戸市生まれで、翌年より父方の故郷である青森市にて育つ[1]。俳優・声優の成田浬は息子、漫画家の成田美名子は従兄弟の娘。 生後8ヶ月の時、青森県の自宅で囲炉裏の炭をつかんで左手に火傷を負い[1][3]、数度の手術でも治らなかった。1936年4月、青森市立古川尋常小学校(現:青森市立古川小学校)に入学[3]。8歳の時に兵庫県武庫郡大庄村(現:尼崎市)へ移り、大庄村立大庄尋常小学校(現:尼崎市立大庄小学校)に転校。4年生時の学校分離により大庄村立大庄尋常第二小学校(旧:尼崎市立西小学校)に通い、14歳までの6年間を尼崎市で過ごす。小学校では言葉の違いと左手の火傷のことでいじめられ、右手だけで描ける絵が救いとなり、将来は画家になることを決意する。 旧