グローバル化が進む中、親たちは、子供を世界で通用するエリートに育てるため、日々、努力を重ねている。しかし、若手マザーの中には、子育ての仕方がわからず、周りの助言にも恵まれないケースも多い。そこで、一般的な家庭ながら、子供を国際弁護士、国際金融マン、海外著名大学教員、公認会計士に育て上げた著者が、読者の皆様からの子育て相談に回答する。 このコラムの基になっているアンケート調査では、ほとんどの学生さんは自由放任の家庭環境の下、進路の選択や決定も自主的にしておられました。 一方、今年のベネッセ教育研究開発センターの調査によると、学生生活や就職などで「保護者の意見に従うことが多い」と答えた学生は45.9%に上り、4年前の調査から5.8ポイント増えたそうです。相反する結果を出した2つの調査から見えるものは何でしょうか? 幼児期の関心事には、親の協力がほしかった