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ブックマーク / akiba-souken.com (11)

  • キャラクターからメカニックまで――デザイナー・安田朗のこれまでとこれから【アニメ業界ウォッチング第61回】 - アキバ総研

    コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。またコンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。 富野由悠季監督は策士なので、我々が勝つことはない ── 短編アニメ「リング・オブ・ガンダム」(2009年)では、フルCGガンダムをデザインしていますね。 安田 大友克洋さんが監督したCG映像(「GUNDAM Mission to the Rise」1998年)のようなものを、もう1回やろうという話だったと思うのですが、テレビシリーズをつくれるぐらい設定が膨大になったそうです。メカデザインとしては、「アイアンマン」みたいにあちこちがいろいろ動くようにしたかったんです。実際にはほとんど動かないし、ガンダム自体があまり出てきませんでしたけど、「リング・オブ・ガンダム」はとても勉強になりました。 冒頭、主人公が崖をよじのぼりながら、女の人と話

    キャラクターからメカニックまで――デザイナー・安田朗のこれまでとこれから【アニメ業界ウォッチング第61回】 - アキバ総研
    motowaka
    motowaka 2019/12/28
    “CGキャラクターに人間らしさを感じさせるため、環境からストレスを与えるという演出で、やはり富野由悠季監督はすごいと感動しました。”
  • キャラクターからメカニックまで――デザイナー・安田朗のこれまでとこれから【アニメ業界ウォッチング第61回】 - アキバ総研

    コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。またコンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。 「みんなを巻き込む」「作品がヒットする」ということ ── 「∀ガンダム」の後、しばらくアメリカへ行っていたそうですね。 安田 そうです。アメリカ人にカプコンのゲームを作ってもらうという企画で、最初はアートの監修という立場で行ったはずなのに、いざ現地に着いてみると報告と違って何もできてない。それで、少しずつディレクション的な仕事になっていきました。 ── アメリカから帰国して、すぐ「OVERMANキングゲイナー」(2002年)のメカデザインですか? 安田 いえ、アメリカと日を行ったり来たりしている間に、6体だけラフでもいいからメカをデザインしてくれというお話をいただきました。そんな状況だったので、「キングゲイナー」は、ほんのさわりだけし

    キャラクターからメカニックまで――デザイナー・安田朗のこれまでとこれから【アニメ業界ウォッチング第61回】 - アキバ総研
    motowaka
    motowaka 2019/12/28
    “人工筋肉という設定は富野監督から提示されたのですが、「この人は僕が格闘ゲームを担当していたから、それで筋肉を描かせようとしている」とわかったので、それを拒むために服を着せたんです(笑)”
  • キャラクターからメカニックまで――デザイナー・安田朗のこれまでとこれから【アニメ業界ウォッチング第61回】 - アキバ総研

    コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。またコンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。 僕は、富野監督にとっての“味方要員”として呼ばれた 安田 その頃の富野由悠季監督はゲーム業界のことを研究していたようで、いろいろなメーカーの人と会っていました。僕の順番が来たときに、ファンであることをアピールしたことがよかったのかもしれません。最初は「ガンダムのコンペがあるので、それに参加しないか」という話でしたが、僕ならキャラクターデザインをやらせたほうがいいと、誰かが言ってくれたようです。 ── 大阪から上京して、1か月だけサンライズのスタジオに泊まりこんで作業したと聞いています。 安田 カプコンから給料をもらいながら、「∀ガンダム」のデザインをやるという特殊な立場でした。しかし1か月では終わらず、半年やらせてもらいました。カプコン

    キャラクターからメカニックまで――デザイナー・安田朗のこれまでとこれから【アニメ業界ウォッチング第61回】 - アキバ総研
    motowaka
    motowaka 2019/12/28
    誰もが富野監督の話になると、「Vガンダム」制作時の不満を口にする。でも、みんな富野監督のことが嫌いなわけではないし、富野監督だけが悪いのではなく、アニメ制作が大変なのだと理解しました。
  • キャラクターからメカニックまで――デザイナー・安田朗のこれまでとこれから【アニメ業界ウォッチング第61回】 - アキバ総研

    コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。またコンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。 富野由悠季監督の最新作『Gのレコンギスタ I』「行け!コア・ファイター」が先月公開され、2020年1月にも追加上映が決まっている。主役ロボットのG-セルフに“瞳”が描かれたことでも反響を呼んだが、そのG-セルフをデザインしたのが安田朗さんだ。 「∀ガンダム」(1999年)のキャラクターデザイナーとしてアニメ業界で初仕事。以降も「コードギアス 反逆のルルーシュ」(2006年)、「モーレツ宇宙海賊」(2012年)などでキャラ、メカ問わずにデザイナーとして活躍している。 しかし、アニメ業界で地歩を固めるまでの道筋は、決して平坦ではなかったようだ。 やる気を出せば何でもできるけど、やる気がなければ何もない ── 安田さんといえば、「∀ガンダム

    キャラクターからメカニックまで――デザイナー・安田朗のこれまでとこれから【アニメ業界ウォッチング第61回】 - アキバ総研
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    motowaka 2019/12/28
  • 敵味方のロボット・デザインの差異を無効化する「ブレンパワード」の革新的なメカ描写、君は気がついているか?【懐かしアニメ回顧録第60回】 - アキバ総研

    今月2019年11月29日(金)から、富野由悠季監督の最新作、劇場版『Gのレコンギスタ Ⅰ』「行け!コア・ファイター」が公開される。そんな富野監督作品の中でも、ガンダムシリーズと無縁で、なかなか顧みられることの少ないテレビアニメが「ブレンパワード」(1998年)だ。 色も形もそっくりなグランチャーとブレンを、どう差別化するのか? 「平和な暮らしの中に敵ロボットが出現」 ↓ 「味方ロボットが迎撃、苦心の末に敵ロボットを倒す」 ↓ 「かろうじて目の前の脅威が去り、次の戦いに備える」 ……この三幕構成を「機動戦士ガンダム」も用いていた。そこには味方ロボットの初陣と英雄としての目覚めが、印象深く描かれていた。 「ブレンパワード」の場合も、第1話は天変地異に襲われる日が、何よりも最初に描かれる。ブレンパワードやグランチャーが出現する巨大円盤“プレート”の後ろで火山が噴火している様子が2カット描かれ

    敵味方のロボット・デザインの差異を無効化する「ブレンパワード」の革新的なメカ描写、君は気がついているか?【懐かしアニメ回顧録第60回】 - アキバ総研
    motowaka
    motowaka 2019/11/25
    “人と人、人とメカとの関係が仕切りなおしを繰り返すことで、事態が改善されていく――「ブレンパワード」の物語構造の前に/政治的な立場の違いや歴然としたスペックの差は、意味を成さない”
  • 「富野アニメ」の歩みを主題歌でたどるコンピCDレビュー! - アキバ総研

    コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。またコンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。 アニメの黎明期・発展期に生まれたアニメソングや劇伴音楽などについて、作詞家・作曲家・編曲家・歌手など、レジェンド世代の作り手たちのお話を中心に、ディスクガイド形式でご紹介している「アニメノオト」。第 6 回は、2019 年 10 月 12 日にキングレコードより発売された CD「富野由悠季“テレビ”の世界~TV サイズ主題歌全集~」に注目します。 現在、展覧会「富野由悠季の世界」が全国 6 会場を巡回中ですが、 CDは、第 1 会場「福岡市美術館」(2019 年 6 月 22 日~9 月 1 日)に次ぐ第2 会場「兵庫県立美術館」(2019 年 10 月 12 日~12 月 22 日)の開幕初日にピッタリと合わせる形でリリースされたも

    「富野アニメ」の歩みを主題歌でたどるコンピCDレビュー! - アキバ総研
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    motowaka 2019/11/13
  • 「ガンダムNT」吉沢監督×小形Pインタビュー! - アキバ総研

    コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。またコンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。 『機動戦士ガンダムNT』は、1979年にTV放送が開始され、来年で40周年を迎える『機動戦士ガンダム』から続く世界観「宇宙世紀」に紐づく物語で、Blu-ray&DVDの累計出荷数180万枚(全7巻)を突破した大ヒットシリーズ『機動戦士ガンダUC』の続編を描く劇場作品。『機動戦士ガンダムUC』のストーリーを担当した福井晴敏さんがみずから脚を手がける宇宙世紀サーガ最新作となる。サンライズ第1スタジオが制作を担当し、『機動戦士ガンダムUC』のその先を描く。監督は吉沢俊一さん、メインキャラクター原案が高橋久美子さん、キャラクターデザインは金世俊さん、メカニカルデザインはカトキハジメさん、小松英司さん、音楽は澤野弘之さんが担当する。 ⇒アニメ映

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    motowaka 2018/11/16
  • 「時をかける少女」を残酷に支配する「時の流れ」は、構図に刻みつけられている。【懐かしアニメ回顧録第44回】 - アキバ総研

    細田守監督の最新作「未来のミライ」が今月7月20日から公開される。そんな細田監督の名前を世の中に知らしめた作品といえば、なんといっても2006年公開の「時をかける少女」だ。 時間跳躍(タイムリープ)を題材にしたこの映画は、黒い画面を真横に横切る赤いラインから始まる。カメラが寄っていくと、この赤いラインは二桁の数字が無限に横に連なった長大な時計なのだとわかる。この赤いラインは、しばしば劇中に登場する。 タイムリープのシーンでは、何かが画面を横一文字に横切っている では、重要と思われる「赤いライン」の登場シーンを列挙してみよう。 [1] ブレーキの壊れた自転車に乗って坂道を走る真琴が、踏み切りで止まることができずに線路内に突っ込むシーン。 [2] 「魔女おばさん」とあだ名される叔母からタイムリープの話を聞かされた真琴が、初めてみずからの意志でタイムリープに挑戦する夕暮れの川原のシーン。 [3]

    「時をかける少女」を残酷に支配する「時の流れ」は、構図に刻みつけられている。【懐かしアニメ回顧録第44回】 - アキバ総研
    motowaka
    motowaka 2018/07/23
  • 【懐かしアニメ回顧録第28回】メカニックの“呼び分け”によって生じる「機動戦士ガンダム」の多面的リアリズム - アキバ総研

    コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。またコンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。 「機動戦士ガンダム サンダーボルト」の第2シーズンが、2017年3月24日から配信される。第2シーズンでは、登場するモビルスーツの種類が増えるようだが、そもそも、“モビルスーツ”は、物語の中でどのように扱われてきたのだろう? 1979年放送の「機動戦士ガンダムテレビシリーズを振り返ってみたい。 筆者が「グレートメカニックDX5」(双葉社 2008年刊)で行った富野由悠季総監督へのインタビューによると、当初、ジオン公国側のモビルスーツは、ザクのみしか登場させない予定だったという。「1話ごとにやられモビルスーツを出さずに綺麗にやりたいなと思っていたんです。でも、それは無理だろうと思っていたら、案の定NGでした。ですから、試作機であるとか、

    【懐かしアニメ回顧録第28回】メカニックの“呼び分け”によって生じる「機動戦士ガンダム」の多面的リアリズム - アキバ総研
    motowaka
    motowaka 2017/03/11
    白いヤツ
  • 【懐かしアニメ回顧録第17回】「機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編」をつらぬく、重力と無重力の対比 - アキバ総研

    OVAとして発表された「機動戦士ガンダムUC」が、TVアニメ「機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096」として放送開始された。 今回は、宇宙世紀を舞台とした「ガンダム」作品のルーツを振り返る意味もこめて、劇場版「機動戦士ガンダム」3部作をピックアップしてみよう。この3部作はテレビ版43話を再構成したもので、第1作「機動戦士ガンダム」(1981年)は地球に降りたホワイトベースがガルマ・ザビを倒して、ランバ・ラルと交戦するまで。第2作「機動戦士ガンダムII 哀・戦士編」(1981年)はホワイトベースが地球を出航して、再び宇宙へ向かうところで終わっている。 そして、第3作「機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙(そら)編」(1982年)は、タイトルどおり、宇宙が舞台だ。その「めぐりあい宇宙編」の無重力演出に着目してみよう。 ジオンと連邦、戦艦のブリッジで浮いているのはどっち? 「めぐりあい宇宙

    【懐かしアニメ回顧録第17回】「機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編」をつらぬく、重力と無重力の対比 - アキバ総研
    motowaka
    motowaka 2016/05/19
  • TVアニメ「ガンダム Gのレコンギスタ」、最終話に向けて総監督・富野由悠季がコメントを発表! 「ラストシーンの意味」 - アキバ総研

    放送中のTVアニメ「ガンダム Gのレコンギスタ」より、最終話に向けての総監督コメントが発表された。 「ガンダム Gのレコンギスタ」は、1999年の「∀ガンダム」以来15年ぶりとなる、「機動戦士ガンダム」総監督・富野由悠季さんによる新作アニメ。宇宙世紀の次の世紀である「リギルド・センチュリー」を舞台に、宇宙エレベーターを守る組織「キャピタルガード」のパイロット候補生・ベルリが、海賊部隊の少女・アイーダ、謎の少女・ラライヤ、未知のテクノロジーで作られたガンダム「G-セルフ」と出会い、運命に翻弄されつつも成長していく様子が描かれる。ちなみに、G-セルフは、軍の作った最新兵器としてではなく、選ばれた者しか起動させることができないモビルスーツとして登場。 "レコンギスタ"はスペイン語の"レコンキスタ(Reconquista)"が語源で、"G"にはガンダム以外の意味も込められており、物語の進行とともに

    TVアニメ「ガンダム Gのレコンギスタ」、最終話に向けて総監督・富野由悠季がコメントを発表! 「ラストシーンの意味」 - アキバ総研
    motowaka
    motowaka 2015/03/28
    “戦場で生き死にをしなければならなくなった兵士やパイロットたちは、お互いに憎悪はありません。戦争が起こり、そのような局面に直面せざるを得なかったから、戦ったにすぎないのです。”
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