[2010年10月13日(水)] 【日本代表】遠藤保仁が語る「ザック・ジャパンになって変わったこと」 佐藤 俊●文 text by Sato Shun 益田佑一●撮影 photo by Masuda Yuichi ザッケローニ監督の下、新生・日本代表は強豪アルゼンチン戦、アウェーの韓国戦を1勝1分けで終え、上々のスタ−トを切った。 岡田ジャパンで攻守の要だった遠藤保仁は、ザック体制になっても引き続きレギュラーを確保し、いぶし銀的な存在感を醸し出している。過去、ジーコ、オシム、岡田と3人の代表監督の下でプレイしてきた遠藤にとって、2試合を終えたザックのサッカーは、どんなふうに映っているのだろうか。 「守備は、すごく安定してきたね」 遠藤は、開口一番、そう言った。 「守備は、やっぱりW杯のベースがあるから。アルゼンチン戦も韓国戦も(栗原)勇蔵以外は、W杯のメンバーだし、そこに闘莉王や(中