スピードと技術を武器に、ドイツでも独特の存在感を放つ宇佐美。そのスタイルのベースがJリーグで培われたことを、日本サッカーは誇っていい。 サッカー日本代表の現在地を測る絶好の機会となった10月16日のブラジル戦(ポーランドで行なわれ0-4で敗戦)から、そのままドイツに流れてブンデスリーガを中心に取材している。欧州滞在10日目となった24日は、ドルトムントで行われたチャンピオンズリーグD組「ドルトムント対レアル・マドリー」を取材。いや、正確には「申し込み過多」という理由で取材申請を受け入れてもらえなかったから、取材ではなく観戦と言ったほうが正しい。 世界最高の観客動員数を誇るドルトムントのこと、もちろん試合の直前になって正規のルートからチケットを購入するのは不可能に近い。だから、とりあえずはジグナル・イドゥナ・パルクに足を運び、いわゆるダフ屋からチケットを購入しようと決めていた。滞在先のホテル
![現地の宇佐美サポとの会話から――。ドイツで再発見したJリーグの真価。 (細江克弥)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/95788d7769bb1810ceb86393252821e582ad323f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnumber.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F1%2Fc%2F-%2Fimg_1ceb07ed4a81aa926e48f5b0147e787d316873.jpg)