確定申告の季節がやってきた。筆者はこれまでも、ふるさと納税や医療費控除などのために毎年確定申告をやってきたが、今回は一味違う。2023年夏に、勤め先であったアイティメディア社を退職してフリーランスとなったからだ。 会社員の確定申告は、メインの収入である給与の税金が源泉徴収(会社が収めている)されているため、ふるさと納税とか医療費控除とか住宅ローン減税とか配当控除とか外国税額控除とか、”控除”ばっかりだ。要するに確定申告を行うと課税所得が減るので、税金が還付される(戻ってくる)。 ところがフリーランスになったら、自分で税金を計算して申告しなくてはならない。わざわざ計算して税務署に確定申告書を送って、さらに税金を払う。そしてこれが間違っていたら、税務署から怒られる。会社員にとっては確定申告は面倒だけどお金が戻ってくるもの。ところがフリーランスにとっては、お金を払うために事務作業をしなくてはいけ
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