「仕事ができる人ほどよく遊び、できない人ほど残業する」精神科医が解説する納得の理由 仕事のパフォーマンスに影響する「記憶障害物質」の仕組み コルチゾールの影響をもっとも受ける“ある部分” コルチゾールは、モチベーションを下げ、記憶力を悪化させます。体内でも脳の海馬は、もっともコルチゾール受容体が多い部位です。つまり、もっともコルチゾールの影響を受けやすい部位、ということ。 海馬は、「記憶」を司っています。そのため、コルチゾールが上がると、記憶力がものすごく低下します。なぜかというと、嫌な出来事を忘れさせるためです。 子どもの頃に親からひどい虐待を受けていた。しかし、大人になって、それをまったく記憶していない、ということがよくあります。それは、コルチゾールによって記憶が障害されるから。そうした虐待児には、「海馬の萎縮」が観察されます。 また、コルチゾールが分泌されると、意欲、モチベーションが
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