11月15日に死去した創価学会の池田大作名誉会長。一代で日本最大の新宗教団体へと成長させた手腕は、広く注目されてきた。前編記事『池田大作名誉会長が死去した創価学会で「ポスト池田」より深刻…いま最も「危惧されていること」』からつづく。 人気タレントが「ポスト池田」になれないワケ 稀代のカリスマ宗教指導者を失った創価学会は今後、どうなるのだろうか。 宗教ジャーナリストの工藤信夫氏、小川寛大氏は「すぐに崩れることはない」と口をそろえる。現在の原田稔会長(82歳)を中心とした組織体制に移行しており、すでに「ポスト池田」時代は始まっているからだ。 前編記事でも指摘したように、学会幹部たちは公明党の選挙結果や聖教新聞の契約件数など、数値化された評価によって昇りつめた、叩き上げの実力派ばかり。だが、数字的な評価では及ばなくとも、池田氏の次を担うような求心力のある宗教的な指導者はいないのだろうか。 たとえ
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