エルサレム(Jerusalem)旧市街のはずれにあるシオン山(Mount Zion)の発掘現場(2008年9月3日撮影)。(c)AFP/JONATHAN NACKSTRAND 【9月4日 AFP】イスラエル考古学庁(Israel Antiquities Authority)は3日、エルサレム(Jerusalem)旧市街のはずれにあるシオン山(Mount Zion)から、2100年以上前の第二神殿(Jewish Second Temple)時代の城壁、およびビザンチン帝国時代(西暦4-7世紀)の城壁の一部を発掘したと発表した。 第二神殿時代の城壁は、紀元前2世紀のハスモン王朝時代に建設された、高さ3.2メートルの塔および城壁の一部。西暦70年、ローマによりエルサレムの第二神殿とともに破壊された。現在のエルサレムの城壁は、16世紀のオスマン帝国時代に建設されたものだ。 同庁の考古学チームのYe