「セブン&アイ・ホールディングス」は、経営資源を主力のコンビニ事業に集中させるため、グループの再編計画を発表しました。井阪隆一社長は会見で、カナダのコンビニ大手から新たに7兆円規模の買収提案を受けたことについて社外の取締役からなる特別委員会で議論していく考えを示しました。 セブン&アイ・ホールディングスは、スーパーや専門店などの事業を束ねる中間持ち株会社「ヨーク・ホールディングス」を11日、設立すると発表しました。 祖業のスーパー「イトーヨーカ堂」などコンビニ以外の事業を分離して中間持ち株会社の傘下に置く計画で、外部のパートナーとなる企業を選定して株式を一部売却することを検討しているということです。 セブン&アイとしては、パートナーとなる企業の協力も得ながら、赤字が続くスーパー事業の立て直しを進めるとともに、経営資源を主力のコンビニ事業に集中させ、経営の効率化を進めて企業価値を高める狙いで